作者 吉行 理恵
価格 286 円
出版社名 新潮社
出版年月 1986/03
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    第85回 芥川賞   受賞
死んでしまった猫〈雲〉を愛惜する夢想的で自閉的な中年女性〈私〉、「猫の殺人」という童話を書く年老いた女流詩人G、そして優しくも威厳に満ちた猫たち―。悪意に満ちた外界に傷つけられる繊細な存在の交感を詩的散文に結晶させた、優雅で奇妙な連作小説集。表題作で芥川賞を受賞。

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■読者の評価     おすすめ度平均

主役はモグかも・・・。       おすすめ度
私も愛猫に先立たれてしまったので、読んでみようと取り寄せました。
文章は難解で、私の読解力不足のためか、支離滅裂に思われる部分もあるのですが、何故か手近に置いて何度も読み返したくなり、読んでいると心が癒されるようになったり、涙が出てきたりします。
筋を追って理解しようとするのでなく、社会の中で上手く立ち回れず、優しい心を持ちながらかくれるように生きている著者の独特の空気感に触れていたいと感じる方にはおすすめです。また、私もそうですが、仕事をバリバリこなしていて、一見器用に生きているような女性もはまるかもしれません。