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■読者の評価
おすすめ度平均
関わりあってしまったかのような読後感 おすすめ度
物語の始まりは手触りの確かな現実世に根ざしているのだけれども、あっという間に虚構が滑り込んできて、現実はみるみる浸食され、物語の終わりには虚構100%の世界に放り込まれてしまう。フランス・パリで自分よりも背の高い白人女性を銃で撃ち殺し、その肉を食べた小柄な日本人男性の凶行に深く関わりあってしまったかのような読後感が残る。そしてなぜか、とても悲しい気持ちになれる。それが素晴らしい。
