作者 安部 公房
価格 500 円
出版社名 新潮社
出版年月 1987/08
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    第3回 谷崎潤一郎賞   受賞
平凡な男の部屋に闖入して来た9人の家族。善意に満ちた笑顔で隣人愛を唱え続ける彼らの真意とは?どす黒い笑いの中から他者との関係を暴き出す傑作。

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■読者の評価     おすすめ度平均

男が望んだもの       おすすめ度
いったい『男』はこの世の中で望んだのは孤独なのだろうか?それとも家族愛だろうか?
人々がこの世の中で強く生きるには一人でも生きられるように孤独に対応しなくてはいけないのだろうか?

この本の『友達』を読むと家族とは何か考えさせられる。できればこの本を中学生、高校生の人たちに読んで貰いたい。たいていの人はこの年代になると友達の繋がりが家族の繋がりより大切になり家族の存在がウザイと思うようになる。そんなときこの本を読めば『友達』と『家族』の正しいバランス。ともに必要で人はその二つを求める生き物であるという事に気づくのではないでしょうか。
人は強がって孤独を好むよう見せるが、誰だって愛に飢えれば愛を求める。そういう生き物ではないでそうか。



闖入者       おすすめ度
 見知らぬ家族がひとりの男の家に闖入してくる「友達」は、集団と個の吸収過程を黒いユーモアを交えてえがく傑作。登場人物が個性的で愉快、彼ら一家と青年の会話も軽やかでおもしろい。しかし油断は禁物、実はこの一家はとてつもなく恐ろしい友達なのです。