作者 石黒 達昌
価格 1,325 円
出版社名 福武書店
出版年月 1991/03
Amazonの詳細ページへ

作者:

作者:

作者:

作者:

作者:
    第8回 海燕新人文学賞   受賞
解剖室の冷徹な空間から浮び立つ翳は、病む者と癒す者の間垣を越え得るのだろうか。

  この著者の他の作品を検索する

著者名をクリックすると、この著者の他の作品を検索することが出来ます。

書名か表紙写真をクリックすると、 Amazon.co.jp の詳細ページに移動できます。

商品を購入する際は、移動先の Amazon.co.jp の購入ページにて、商品価格・在庫の有無や納期をよくご確認のうえ、お手続き下さい。



■読者の評価     おすすめ度平均

医療ミスもバレなきゃ「結果オーライ」!?       おすすめ度
癌という病気、初期ならばともかく、ある程度進行してしまった場合は治療が難しくなります。それ以上に難しいのは患者に対する告知だ、ということを思い知らされる一冊です。
万が一、口がスベってバレちゃった、なんてことになったら大変です。これも医療ミスということになるでしょう。裁判になったら負けるでしょう。

『最終上映』では、主人公の医師が癌の告知を巡って思い悩む心理描写が厚く描かれています。でもやっぱり医師というのは特別な職業なのでしょうか……医師でない者には共感しにくいかもしれません。冷静に、「自分も医者だったら共感しているだろうな」とは思うのですが。

(癌で)寝ている患者と、告知で悩む医師、という構図なので、心理描写以外にはあまり動きがありません。その辺でも読者の嗜好が分かれそうです。
とにかくメインは医師の心理描写ですが、一般人にはなかなか推し量ることのできない医の現場の情景を垣間見ることができる、という愉しみ方もアリかもしれません。