薔薇忌 (集英社文庫)
作者 皆川 博子
価格 520 円
出版社名 集英社
出版年月 1993/11
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    第3回 柴田錬三郎賞   受賞
美しい腐敗を夢見た劇団員の自死。焼け焦げた飾り櫛の桔梗模様に隠された秘密。きらびやかな舞台衣裳に火をつけた老人の幻想…。妖美の世界を鮮やかに表く巧者の傑作短編集。

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■読者の評価     おすすめ度平均

舞台の裏側に潜む人の闇。       おすすめ度
きっと薦められなければ絶対に買わなかったと思われる本。
でもタイトルが素敵に淫靡で手にとって見て「これはいい。」と思いました。

ちょっと前に読んだこともあって記憶が曖昧なのですが、
舞台芸術に纏わる短編が7つ収集されています。
表題作も印象深いのですが、僕は特に「化粧坂」のお話が好きでした。
なんていうか、
小学校中学年から高学年までの少年って、少女とは違う謎めいた色気を持っていると思うのです。
こんなことを書くと幼児趣味とか言われそうだけど本当にそう思う。
彼らはきっと無自覚なんだろうけど。
でもそのほうがいいと思うんだ。
もしも奴らが自分たちの魅力に気がついて、それを利用しようとしたら。
きっと化粧坂のようなことになるんでしょうね。

なんていうか。
綺麗な言葉遣いをする方だなあと思いました。