終着駅 (講談社文芸文庫)
作者 結城 昌治
価格 1,365 円
出版社名 講談社
出版年月 2005/09
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    第19回 吉川英治文学賞   受賞
終戦直後の不思議に明るい猥雑さにまぎれて、空しく、漂うように死んでいった男たち。―失意と希望の交錯する荒々しい季節を描き、失われた戦後空間を問い直す、静かな意志を秘めた名作。

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■読者の評価     おすすめ度平均

結城昌治の到達点       おすすめ度
没後10年も経過していないのにほとんどの本が絶版になってしまった結城昌治。戦後推理小説界に出現した鬼才であったのに。本書の他にせめて『軍旗はためく下に』、『暗い落日』、『白昼堂々』、『ゴメスの名はゴメス』くらいは常にどこかで出版していて欲しいものです。
それはそれとして、本書は純文学として感銘深い傑作です。
終戦後、庶民はどのように死んでいったのか、というテーマの作品です。設定はシュールでミステリアス。プロットの興味だけで最後まで引っ張られます。そして驚愕と感動のラストを迎えます。
鬼才の傑作の名に恥じない名作です。この機会に是非お読み下さい。