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■読者の評価
おすすめ度平均
感動的!! おすすめ度
「共存共栄」。なぜそれができないのか?蝦夷たちを獣並みにしか思わない
朝廷側の人間たちは、侵略・征服だけしか考えていない。阿弖流為たちは
何万もの朝廷軍を相手に、実に20年もの長い間戦いを繰り返す。お互い
多大な犠牲を出しながら、まだそれでも戦いは続く・・・。戦いを終わらせ
蝦夷たちが安心して暮らせるためにと、最後に阿弖流為がとった行動には
泣かされた。ここまで自分の身を犠牲にできるものなのか。阿弖流為は
真の英雄だった。
「征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷を平定する。」
歴史の教科書ではこれだけの記述で終わってしまうが、その裏には数々の
人間ドラマがあった。前半は無駄に長すぎると思わないでもなかったが、
全体的には読み応えのある感動的な作品だった。
朝廷側の人間たちは、侵略・征服だけしか考えていない。阿弖流為たちは
何万もの朝廷軍を相手に、実に20年もの長い間戦いを繰り返す。お互い
多大な犠牲を出しながら、まだそれでも戦いは続く・・・。戦いを終わらせ
蝦夷たちが安心して暮らせるためにと、最後に阿弖流為がとった行動には
泣かされた。ここまで自分の身を犠牲にできるものなのか。阿弖流為は
真の英雄だった。
「征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷を平定する。」
歴史の教科書ではこれだけの記述で終わってしまうが、その裏には数々の
人間ドラマがあった。前半は無駄に長すぎると思わないでもなかったが、
全体的には読み応えのある感動的な作品だった。
ムダの無い小説、東北の歴史が理解できます。 おすすめ度
上巻読みました。高橋克彦さんの小説は初めてでした。
とても読みやすく、分かりやすく、理解できない部分がない大変ムダの無い小説でした。
よって、蝦夷のことがとても理解できました。
坂上田村麻呂の時代の事がこの小説でやっと理解できました。(学校の勉強では全く理解できていなかったのに。。。)
でも、あまりにもムダの無い小説なので、進み方がちょっと単純すぎるような気がします。
複雑な人間関係、伏線的な話の構成、登場人物の心の中の表現 等が足りないと思います。
それが無い分、とてもサクサク読み進める事ができ、読みやすいのですが、、、、
読みやすく、理解しやすいので、戦略的なものの進め方、弱いものの事の進め方等の参考にはなりますよ。
私もこの小説の中の蝦夷の朝廷に対する計画的なものの進め方については、実業務にいかしていきたいと思いました。
とても読みやすく、分かりやすく、理解できない部分がない大変ムダの無い小説でした。
よって、蝦夷のことがとても理解できました。
坂上田村麻呂の時代の事がこの小説でやっと理解できました。(学校の勉強では全く理解できていなかったのに。。。)
でも、あまりにもムダの無い小説なので、進み方がちょっと単純すぎるような気がします。
複雑な人間関係、伏線的な話の構成、登場人物の心の中の表現 等が足りないと思います。
それが無い分、とてもサクサク読み進める事ができ、読みやすいのですが、、、、
読みやすく、理解しやすいので、戦略的なものの進め方、弱いものの事の進め方等の参考にはなりますよ。
私もこの小説の中の蝦夷の朝廷に対する計画的なものの進め方については、実業務にいかしていきたいと思いました。
日本人であることを思い出させる作品 おすすめ度
仕事のため海外に生活の拠点を移す準備をしていた頃、友人からこの作品を薦められ上下巻とも買いました。
ただし、私は正直この手の小説モノは好きなほうではなく、論文や論説でなければゲラゲラ笑えるエッセイばかり読んでいました。
ところが、飛行機に乗ってからというもの、作者の解説とも言うべき細かい丁寧な描写も手伝ってか、
ほとんど知らない東北の地についてあれこれ想いをはせるようになりました。
わたしには史実がいかにあったかはわかりません。小説なので主人公や仲間達は最大限に美化されているでしょう。
しかし、日本から離れてこの小説を読んだことで、蝦夷という古代人から私たち日本人の根本的な部分、
人に対する誠実さ・丁寧さのルーツについて、深く教えられた気がしました。
その意味で『火怨』は、私達が何者であるのかを示す、ひとつの道しるべとしての役割を果たしているのかもしれません。
ただし、私は正直この手の小説モノは好きなほうではなく、論文や論説でなければゲラゲラ笑えるエッセイばかり読んでいました。
ところが、飛行機に乗ってからというもの、作者の解説とも言うべき細かい丁寧な描写も手伝ってか、
ほとんど知らない東北の地についてあれこれ想いをはせるようになりました。
わたしには史実がいかにあったかはわかりません。小説なので主人公や仲間達は最大限に美化されているでしょう。
しかし、日本から離れてこの小説を読んだことで、蝦夷という古代人から私たち日本人の根本的な部分、
人に対する誠実さ・丁寧さのルーツについて、深く教えられた気がしました。
その意味で『火怨』は、私達が何者であるのかを示す、ひとつの道しるべとしての役割を果たしているのかもしれません。
読み手によって印象が変わる おすすめ度
歴史上、38年戦争と呼ばれる東北を舞台とした朝廷と蝦夷の戦いを描く。
アテルイ、モレ、イサシコ、アヌシコと言った中央の史実にも名の残る蝦夷の族長たちを
登場人物として進行する、英雄叙事詩的内容と言っていい。
蝦夷側の登場人物はどれも明るく快活でありながら、みな胸に悲壮な決意を秘めている。
そんな彼らの生き様を、全編の大半を会話で進行してゆく高橋氏独特の手法で熱く描き出している。
が、やはりこれは小説であることは念頭に置いておきたい。
この小説の中では「蝦夷とは何か」というテーマに科学的に迫ることはないし、
何より、蝦夷の兵力の源になっている民が物語の中に登場しない。
どんな時代でも、戦を支えるのは民の生産力である。
その顔が見えてこなければ、折角の快男児たちの活躍も練りこまれた策も、
どうしてもリアリティに欠けてしまう。
戦場での熱い心情は描かれていても、読者を完全にその時代にトリップさせるような立体感に乏しいのが残念だ。
東北出身の作者が蝦夷に入れ込む心情は当然理解できるが、アテルイやモレといった蝦夷側の登場人物が
超人的な洞察と戦場働きをし過ぎる点も気になった。
一本気で熱い登場人物たちの生き方に共感するか、反対にストレート過ぎて違和感を感じるか、
読み手によって大きく印象の変わる作品だと感じる。
好きな人には忘れられない一冊になるだろう。
(上下巻通読のレビュー)
アテルイ、モレ、イサシコ、アヌシコと言った中央の史実にも名の残る蝦夷の族長たちを
登場人物として進行する、英雄叙事詩的内容と言っていい。
蝦夷側の登場人物はどれも明るく快活でありながら、みな胸に悲壮な決意を秘めている。
そんな彼らの生き様を、全編の大半を会話で進行してゆく高橋氏独特の手法で熱く描き出している。
が、やはりこれは小説であることは念頭に置いておきたい。
この小説の中では「蝦夷とは何か」というテーマに科学的に迫ることはないし、
何より、蝦夷の兵力の源になっている民が物語の中に登場しない。
どんな時代でも、戦を支えるのは民の生産力である。
その顔が見えてこなければ、折角の快男児たちの活躍も練りこまれた策も、
どうしてもリアリティに欠けてしまう。
戦場での熱い心情は描かれていても、読者を完全にその時代にトリップさせるような立体感に乏しいのが残念だ。
東北出身の作者が蝦夷に入れ込む心情は当然理解できるが、アテルイやモレといった蝦夷側の登場人物が
超人的な洞察と戦場働きをし過ぎる点も気になった。
一本気で熱い登場人物たちの生き方に共感するか、反対にストレート過ぎて違和感を感じるか、
読み手によって大きく印象の変わる作品だと感じる。
好きな人には忘れられない一冊になるだろう。
(上下巻通読のレビュー)
新しい発見 おすすめ度
恥ずかしながら、知人に紹介されるまで全く知らなかった。恐る恐る読み始めると、数行で虜になってしまった。
シャープな語り口、切れ味の良い場面展開、主要登場人物の個性の描写・・・。どれをとってもぞくぞくする感銘を与えてくれる。
色々なところで用意されている、劇的(であろう)な下巻へと続く伏線の数々が、妙に読者に高揚感を与えて、坂上田村麻呂の蝦夷平定という歴史の事実を知っているだけに、用意されている悲劇の数々から逃れるわけにはいかないのだ。
GREATな小説に出会いました。
下巻が楽しみです。
シャープな語り口、切れ味の良い場面展開、主要登場人物の個性の描写・・・。どれをとってもぞくぞくする感銘を与えてくれる。
色々なところで用意されている、劇的(であろう)な下巻へと続く伏線の数々が、妙に読者に高揚感を与えて、坂上田村麻呂の蝦夷平定という歴史の事実を知っているだけに、用意されている悲劇の数々から逃れるわけにはいかないのだ。
GREATな小説に出会いました。
下巻が楽しみです。

