不忠臣蔵 (集英社文庫)
作者 井上 ひさし
価格 740 円
出版社名 集英社
出版年月 1988/10
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    第20回 吉川英治文学賞   受賞
時は元禄15年12月15日払暁、華々しき赤穂浪士の討入り。しかし行けなかった人行かなかった人にも意外なドラマが、そして深いロマンが…。厳密な歴史考証の上に特異な想像力と豊かなユーモアをまじえ、日本と日本人を考え直す著者の代表作。忠臣蔵の先入観を塗りかえる。

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■読者の評価     おすすめ度平均

井上ひさしのヒューマニズム       おすすめ度
日本人の忠義の象徴ともいえる「忠臣蔵」では、
討入りに参加しなかった元藩士は、
その子孫まで罵られ、非難されたそうです。

しかし本当に参加しなかった元藩士たちは不義の人々だったのか?
人それぞれにもっともな理由や考えがあったのではないか?
そこで井上ひさしはそれらの人々にその言い分を語らせます。

一つの行動に走りがちな日本人を見直し、多様な考え方を肯定する、
いかにも井上ひさしらしいヒューマニズム溢れる話です。
史実を踏まえているからウソくさくないし、
いきいきとした語り口調で話に引き込まれます。
「忠臣蔵」再発見といえます。



騙されても心地良い。       おすすめ度
華々しき赤穂浪士の討入り。しかし、それには行かなかった、
行けなかった侍達の「理由」を卓抜な着想でユーモアと共に描く。
厳密な歴史考証とに騙された人は一人だけでは無いはず。