新宿鮫 (光文社文庫)
作者 大沢 在昌
価格 620 円
出版社名 光文社
出版年月 1997/08
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    第12回 吉川英治文学新人賞   受賞
    第44回 日本推理作家協会賞   受賞
あらゆる欲望を凝縮した街・新宿。この街の悪にひとり立ち向かう刑事・鮫島。犯罪者たちは、怖れをこめ「新宿鮫」と呼ぶ。彼には苦い過去があった。彼の孤独な闘いの傷を癒やしてくれるのは、恋人のロックシンガー・晶だけだ。新宿で、警官射殺事件が発生。そのとき、鮫島は銃密造の天才・木津を追っていた。連続する警官殺しに沸騰する署内で、木津にこだわり孤立する鮫島。しかし彼は、ある理由で執拗に木津を追う。一転、二転、鮫島に仕掛けられた罠が…。男の誇りと涙、男の愛と友情。非情な世界と、現代の男を感動的に描破した、著者入魂の傑作長編、七年ぶりの書下ろしで登場。

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■読者の評価     おすすめ度平均

知ったかぶって他の作家などを引き合いにするレビュアに失笑       おすすめ度
素人が評論家ぶって海外作家の誰それの作品と通じるものがあるとかどうとか語っちゃってるレビュアがいるようですが痛々しい限りです。レビュアとは、自分の感じたことをそのまま書けばよいのです。中途半端な知識をひけらかす場ではありません。感性から跳ね返ってきた感想をそのまま書けばよいのです


いまさらながら       おすすめ度
アー、よいものはよいと認め、もっと早く読んでおけばよかった。
このミス1988-2008ベストオブベスト国内編第5位。
読んだ感じでは、もっと上でもいいんではないかなと思う。
ありがちな設定ではあるが、キャラ立ちがいい。
スピード感とテンポもよく、読んでいてだれることがない。
納得の一冊。


鮫島の活躍、ラストのスピード       おすすめ度
だけでも高く評価できるだろう。
「このミステリーがすごい! 2007」の「ベスト・オブ・ベスト座談会」にて1位に選ばれた作品で、いうまでもなく作家・大沢在昌の出世作だ。

警察マニアの「エド」、鮫島の恋人・晶、桃井、藪や香田など、サブキャラが充実し、なおかつ彼らが文字の中で「人間」として存在している。「新宿鮫」が多くの人に衝撃を与え、なお今でも忘れられていないわけだ。
文章、プロットに漲る緊迫感。まさにこれは新鮮なものとして今の読者にも読まれることだろう。
見所、いや読み所はなんといっても全部!といってもいいが、特に、というならばやはりラスト。340ページくらいからクライマックスへの「序章」があり、そこから一気に(まさにジェットコースターのように)最後の一行まで突き進んでゆく。
大沢作品群の中心線の第一作にしてシリーズの中で一段と輝いているのが本書だろう。


記念すべき第一作       おすすめ度
15年ぶり2度目の読破!
やはり面白い。サブスト−リ−として、警察お宅を持ってくるところが、一ひねりと言う感じで気に入っています。
時代的に、メインスト−リ−の落ちなんかが、今の若い世代にはピンと来ないところもありかもしれないが、それは15年前の作品としてご理解を。

晶とのロック談義なんかの表現は、元バンド経験者として恥ずかしい表記が多々あり、その辺の表現をもう少し言葉を選んで欲しかったとは思います

しかしながら、9作を生み出す人気シリ−ズの原点であり、記念碑的作品であると思う


面白かったです。       おすすめ度
今年になって新宿鮫シリーズを読み出したのですが面白いです。
きっかけはこの第一作目の映画化されたものを観たことでした。
すでにストーリーはわかっていたのですが、このさきどうなるのか気になって一気に読んでしまいました。
木津要というキャラクターは凄く個性があり印象に残る人物です。主人公だけでなく敵役にも人物があるところが魅力であると思います。
そして鮫島と晶、桃井がとても人間臭く描かれている。出てくる人すべてに血液の流れた人間を感じるから面白かったのだと思います。