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■読者の評価
おすすめ度平均
知らなかったことが恥ずかしく おすすめ度
ミステリーファンを自認し、高村薫、原リョウにぞっこんでありながら
結城昌治の名も、作品も知らなかったことを恥じ入るばかりです。
<夜の終る時>はまさに秀逸としかいえない作品です。
二部構成になっており、特に二部はもう圧巻という言葉しか
でてきません。
解説を書かれた郷原宏氏の言葉に尽きる作品です
<こういう作者の精魂がこもった中身の濃い作品を、手軽な文庫本で読める
現代の読者の幸福を思わずにはいられない。>
結城昌治の名も、作品も知らなかったことを恥じ入るばかりです。
<夜の終る時>はまさに秀逸としかいえない作品です。
二部構成になっており、特に二部はもう圧巻という言葉しか
でてきません。
解説を書かれた郷原宏氏の言葉に尽きる作品です
<こういう作者の精魂がこもった中身の濃い作品を、手軽な文庫本で読める
現代の読者の幸福を思わずにはいられない。>
端的な文体 おすすめ度
結城昌治氏の心がけている小説作法は、「むだなことは書かないし、読者にもむだな時間はつぶさせない」とのこと。ハードボイルド小説読みの読者なら当たり前のことですが、それを実践した氏の小説は特筆ものです。この「夜の終る時」にもそれが濃くあらわれ文庫250ページあまりですが、読み終えたとき、何らかの感慨を読み手にもたらしてくれます。内容は現代警察小説からみればいささか古めかしいですが、それは時代を割り引いて読めば知らぬ間に氏の世界に引き込まれてしまいます。文体がいいのでしょう。いまの書き手でこの内容での小説を書けば、おそらく五割増しのページ数になるでしょう。もっとディテールを書き込まないと作者が心配になるからです。
少なくともわが国の悪徳警官ものをおさがしならぜひ一読を。
追伸、ラストのせりふはすばらしい。
「さ、署へ帰るんだ。みんなが待っている。」
少なくともわが国の悪徳警官ものをおさがしならぜひ一読を。
追伸、ラストのせりふはすばらしい。
「さ、署へ帰るんだ。みんなが待っている。」
日本初の悪徳警官ミステリ おすすめ度
結城昌治の日本推理作家協会賞受賞作「夜の終わる時」。
本書は単なるミステリの範疇を超えて、良質な「物語」である。2部構成となっているのも成功している。読んでいるうちに物語の中に身を置き、本当にドギマギしてきた。おすすめです。
本書は単なるミステリの範疇を超えて、良質な「物語」である。2部構成となっているのも成功している。読んでいるうちに物語の中に身を置き、本当にドギマギしてきた。おすすめです。
この頃のミステリは「日本のミステリの礎を創るんだ」という意気込みが凄く著作からあふれている。作者の志がすごく反映されているのであろう。未読の皆さん、昭和30年代後半からのミステリ作品に触れてみてはいかがでしょうか。(本作は昭和38年発表)全然古臭くありません。

