作者 岡嶋 二人
価格 600 円
出版社名 双葉社
出版年月 2000/11
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    第39回 日本推理作家協会賞   受賞
学校という名の荒野をゆく、怖るべき中学生群像。名門秋川学園大付属中学3年A組の生徒が次々に惨殺された。連続殺人の原因として、百万単位の金がからんだチョコレートゲームが浮かび上がる。息子を失った一人の父親の孤独な闘いをたどる、愛と死のショッキング・サスペンス。

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■読者の評価     おすすめ度平均

社会派と本格の見事な融合       おすすめ度
中学生の息子が殺人犯の嫌疑をかけられた状態で自殺してしまい、父親が真相を突き止める為に奮闘するという物語です。中学生の非行がひとつのテーマとなっているのですが、ここで描かれる非行は現代の感覚からするとやや甘すぎるかも知れません。中学生の間で行われている“チョコレートゲーム”というのが何を指すのかという謎が解けた時に登場人物たちはひどく驚くのですが、私にはそれほど衝撃的な秘密とは思えませんでした。

しかし、もう20年も前の作品なのでそういった面は仕方のないところでしょう。社会派推理小説にはそういった欠点は常につきまとうものです。そして、この作品は単なる社会派ではなく、社会派と本格を見事に融合させているので、現代人が読んだ場合、そのような欠点を割り引いても十分に鑑賞に耐え得るものです。


岡嶋文学の最優秀作品。       おすすめ度
いやぁ、コレってメチャ×2大好きです。

何気ない日常から、想像もし得ない事件がわき起こってきます。
また、子供を思う不器用な親のありかた。
その不協和音がどんどん大きくなってきて壊れそうな瞬間、スッとするんだよね〜。
今でも最後の結びを読むと涙が出そうになります。
あ、途中を読まないと涙できないですから……ご注意を。