|
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
■読者の評価
おすすめ度平均
世界の終り。 おすすめ度
プロローグがとてもよかった。取材旅行の計画を立てている有栖川、二年前の事件の事で火村を訪ねる貴島朱美、そして夕暮れのお告げを聴いてしまう犯人!その背景には有栖川いわく「世界の終わりの様な夕陽」。真赤な夕日の中での物語のスタートが鮮明に想像できてワクワクしました。
初めて長編の火村シリーズを読んだので火村という人物を知るために他の話も読みたいと思います。表紙のデザインもカッコ良くて好きです。
初めて長編の火村シリーズを読んだので火村という人物を知るために他の話も読みたいと思います。表紙のデザインもカッコ良くて好きです。
ちょっとがっかり… おすすめ度
途中でトリックがわからなくなって読み返しました。
普通のトリックですが、ちょっとひっかかりました…。
火村の悪夢の話や(ちょっぴりだけど)大学での様子が出てくるので火村ファンには嬉しい一冊かもしれません。
二箇所でおきる、過去と現在の事件がつながっていて面白かったのですが…
犯人の動機が薄弱すぎるのではないか…というところなどなどがちょっと味気なかったです。
有栖川先生らしくない感じがしました。
しかし犯人自身が自分を嵌めて火村の目を眩まそうとする点は良かったと思います。
火村が中村の論を理知的にスパッと斬るところが素敵でした。
これまた火村ファンには堪らないシーンだと思います。
有栖川先生の雑学がちりばめられていて勉強になりました。
普通のトリックですが、ちょっとひっかかりました…。
火村の悪夢の話や(ちょっぴりだけど)大学での様子が出てくるので火村ファンには嬉しい一冊かもしれません。
二箇所でおきる、過去と現在の事件がつながっていて面白かったのですが…
犯人の動機が薄弱すぎるのではないか…というところなどなどがちょっと味気なかったです。
有栖川先生らしくない感じがしました。
しかし犯人自身が自分を嵌めて火村の目を眩まそうとする点は良かったと思います。
火村が中村の論を理知的にスパッと斬るところが素敵でした。
これまた火村ファンには堪らないシーンだと思います。
有栖川先生の雑学がちりばめられていて勉強になりました。
トリックの意味 おすすめ度
1997年に出た単行本の文庫化。
トリック、プロットともにひどい。
ただ、面白いのは、トリックが否定されること。途中、いくつかのトリックが火村によって解明されるのだが、最後にはそれが間違いだったことが分かる。普通のドンデン返しとは異なり、あっと驚く「別の真相」が示されるのではなく、トリックそのものの存在が否定されるのだ。
たぶん、著者はトリックを思いついたものの、あまりに荒唐無稽or無理があるため、自己否定せざるを得なかったのだろう。そのあたりをメタ的に読むならば、楽しめるかも知れない。それ以外に読む価値はない。
トリック、プロットともにひどい。
ただ、面白いのは、トリックが否定されること。途中、いくつかのトリックが火村によって解明されるのだが、最後にはそれが間違いだったことが分かる。普通のドンデン返しとは異なり、あっと驚く「別の真相」が示されるのではなく、トリックそのものの存在が否定されるのだ。
たぶん、著者はトリックを思いついたものの、あまりに荒唐無稽or無理があるため、自己否定せざるを得なかったのだろう。そのあたりをメタ的に読むならば、楽しめるかも知れない。それ以外に読む価値はない。
映像的な作品 おすすめ度
火村&有栖のコンビの活躍するシリーズで、かなりお気に入りのシリーズです。
朱色と題しているように夕焼けの朱色がまざまざと浮かぶ描写が多々あり、映像の浮かびやすい文章になっていると思います。
グロテクすすぎない描写で内容が描かれているのは、私には好ましかったですが、謎解き自体は、感情に訴えたものになりすぎてるように感じました。
本題ではないですが、太陽信仰・フダラク信仰の部分は、他の本で読んだことがあったこともあり楽しめました。
とにかくもの寂しい映像的な本だと思います。
個人的には探偵役の火村の秘密の一端が明らかになったので、満足度は高いです。
朱色と題しているように夕焼けの朱色がまざまざと浮かぶ描写が多々あり、映像の浮かびやすい文章になっていると思います。
グロテクすすぎない描写で内容が描かれているのは、私には好ましかったですが、謎解き自体は、感情に訴えたものになりすぎてるように感じました。
本題ではないですが、太陽信仰・フダラク信仰の部分は、他の本で読んだことがあったこともあり楽しめました。
とにかくもの寂しい映像的な本だと思います。
個人的には探偵役の火村の秘密の一端が明らかになったので、満足度は高いです。
端正な一作 おすすめ度
ミステリー然とした端正な一作です。マンションの一室での殺人事件をもとにした前半から、クリスティのリゾートもののような後半(謎解きもそれっぽいです。)へと、物語が大きく展開するのが魅力的です。随所に現れる「朱色への恐怖」の描写がアクセントとなっています(映像化された場合面白そうです。)。謎解きもスムーズです(前半多少疑問を持ちましたが、最後に解消されました。)。最も好きな有栖川作品です。

