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■読者の評価
おすすめ度平均
耽美かと。 おすすめ度
つるっと表面をなでていくと、淡い雰囲気漂う中に、登場人物の過去の確執、葛藤からの脱却がテーマかと。
日本情緒漂う雰囲気、埃っぽそうなどこか懐かしい感じ、ツボでした。
だけど、残念ながら腐った観点から読ませて頂くと色々な妄想を掻き立てられます(笑)
女「昨夜はよくお休みになれました?部屋が寒かったかしらと気になっていたんです」
瀬名垣「いいえ、熱いぐらいでしたよ」←真志喜の蹴りが入る。
いいですねぇ……。
俗に言うボーイズラブが苦手な方は、嫌悪感を抱くやもしれません。
ご注意ください。
日本情緒漂う雰囲気、埃っぽそうなどこか懐かしい感じ、ツボでした。
だけど、残念ながら腐った観点から読ませて頂くと色々な妄想を掻き立てられます(笑)
女「昨夜はよくお休みになれました?部屋が寒かったかしらと気になっていたんです」
瀬名垣「いいえ、熱いぐらいでしたよ」←真志喜の蹴りが入る。
いいですねぇ……。
俗に言うボーイズラブが苦手な方は、嫌悪感を抱くやもしれません。
ご注意ください。
2人の静かなそして濃密な友情 おすすめ度
現代をそれも古書店という一見地味なものを舞台にした小説は、手にとったときは正直懐疑的でした。
ひとつの出来事が真志喜と瀬名垣との関係をそれまでにただただ仲の良い子供の関係から、片方の人生を変えてしまったことへの意識と返られてしまったことの意識を元に、一見変わらないように見えながら、根本的に変化してしまいます。
遠慮と罪悪感と愛情と。
濃密かつ深く漂うテイストは独特のものです。
引き込まれます。引き込まれたらもうとりこです。
没入できなければ、ただの男同士のぎりぎりの友情にしか見えず薄く感じることでしょう。
そんな薄っぺらな受け方をせず、ここはひとつ月光の中、彼らの世界に取り込まれることをお勧めします。
ひとつの出来事が真志喜と瀬名垣との関係をそれまでにただただ仲の良い子供の関係から、片方の人生を変えてしまったことへの意識と返られてしまったことの意識を元に、一見変わらないように見えながら、根本的に変化してしまいます。
遠慮と罪悪感と愛情と。
濃密かつ深く漂うテイストは独特のものです。
引き込まれます。引き込まれたらもうとりこです。
没入できなければ、ただの男同士のぎりぎりの友情にしか見えず薄く感じることでしょう。
そんな薄っぺらな受け方をせず、ここはひとつ月光の中、彼らの世界に取り込まれることをお勧めします。
癒されました。 おすすめ度
友人にオススメされて読んでみたんですが、とても楽しめました。
三浦さんの作品は初めて読むのですが、文体も難解じゃないので読みやすかったです。
BLを匂わせる場面がありますが、露骨な表現はないので、BL風味な一般小説といった所でしょうか。
BL好きな方はもちろん楽しめると思います。
夜の月、木々の影、土の匂いを含む心地よい風。
そんな雰囲気。
(舞台もそんな感じなので)
ゆっくりと時間を刻むような田舎に行きたくなりました。
三浦さんの作品は初めて読むのですが、文体も難解じゃないので読みやすかったです。
BLを匂わせる場面がありますが、露骨な表現はないので、BL風味な一般小説といった所でしょうか。
BL好きな方はもちろん楽しめると思います。
夜の月、木々の影、土の匂いを含む心地よい風。
そんな雰囲気。
(舞台もそんな感じなので)
ゆっくりと時間を刻むような田舎に行きたくなりました。
面白く読みました。 おすすめ度
「月魚」という言葉からして心をときめかすものがあります。
古書店「無窮堂」の店主・真志喜と幼なじみの瀬名垣との微妙な心の揺れが描かれている。その関係性が、古書を周縁にめぐらせて展開していく物語が興味深かった。
月の光に照らされてどこかモノクロっぽい世界のようで、人の心を虜にしてしまうような現実味の薄い真志喜だが、熟れたトマトを腐っているけどと言いながら 瀬名垣に差し出したり、廃車になるボロトラックを瀬名垣にゆずると言ったり、そこがみょうにリアルで、そのはずし方が面白かった。
デコラティヴな解説は無かった方が良かったのでは?
古書店「無窮堂」の店主・真志喜と幼なじみの瀬名垣との微妙な心の揺れが描かれている。その関係性が、古書を周縁にめぐらせて展開していく物語が興味深かった。
月の光に照らされてどこかモノクロっぽい世界のようで、人の心を虜にしてしまうような現実味の薄い真志喜だが、熟れたトマトを腐っているけどと言いながら 瀬名垣に差し出したり、廃車になるボロトラックを瀬名垣にゆずると言ったり、そこがみょうにリアルで、そのはずし方が面白かった。
デコラティヴな解説は無かった方が良かったのでは?
夏の風物詩がお好きな方は是非 おすすめ度
「夏」という言葉から連想される情景に思い入れなどがある方にはたまらない一冊だと思います。
「水底の魚」のクライマックスの描き方や「水に沈んだ私の村」の花火のシーンは最高。
「水に沈んだ私の村」は「水底の魚」での登場人物の学生時代の話ですが、こういう学生生活送ってみたかったと正直、羨ましく思いました。
皆さん仰るように「BL」といった要素を仄めかすようなやり取りはちらほら出てきます。(作者はそれを分かった上で『程度』を計算していると思いますが)
それに対して軽く笑い飛ばせるなら是非一読して頂きたいのですが、あざとさを感じて嫌悪感を抱いてしまう方には確かに辛いかもしれません。
主人公のニ人が子どもでなく、成人を果たしていることもその一因ですね。
ただ、それで手を引いてしまうにはもったいないとだけ言っておきます。
月光を浴びる鯉や湿った匂いを漂わす書物、プールに投げ込まれる西瓜や校舎の屋上から見える花火など・・・作者の偏愛のようなものに強く共感し、物語に引き込まれました。
多かれ少なかれ、おたく文化や作者の嗜好への先入観が読者を過敏にしてしまい、物語の本質に触れさせる前にふるいにかけて二極化してしまっているのは複雑に思います。
なお、単行本化にあたって「水底の魚」の後日談「名前のないもの」とあさのあつこ氏の解説を収録。
この後日談は…私には作者の軽いお遊びのように思えました。
だって瀬名垣があんな爆弾発言を…(笑)
「水底の魚」のクライマックスの描き方や「水に沈んだ私の村」の花火のシーンは最高。
「水に沈んだ私の村」は「水底の魚」での登場人物の学生時代の話ですが、こういう学生生活送ってみたかったと正直、羨ましく思いました。
皆さん仰るように「BL」といった要素を仄めかすようなやり取りはちらほら出てきます。(作者はそれを分かった上で『程度』を計算していると思いますが)
それに対して軽く笑い飛ばせるなら是非一読して頂きたいのですが、あざとさを感じて嫌悪感を抱いてしまう方には確かに辛いかもしれません。
主人公のニ人が子どもでなく、成人を果たしていることもその一因ですね。
ただ、それで手を引いてしまうにはもったいないとだけ言っておきます。
月光を浴びる鯉や湿った匂いを漂わす書物、プールに投げ込まれる西瓜や校舎の屋上から見える花火など・・・作者の偏愛のようなものに強く共感し、物語に引き込まれました。
多かれ少なかれ、おたく文化や作者の嗜好への先入観が読者を過敏にしてしまい、物語の本質に触れさせる前にふるいにかけて二極化してしまっているのは複雑に思います。
なお、単行本化にあたって「水底の魚」の後日談「名前のないもの」とあさのあつこ氏の解説を収録。
この後日談は…私には作者の軽いお遊びのように思えました。
だって瀬名垣があんな爆弾発言を…(笑)

