雷の季節の終わりに
作者 恒川 光太郎
価格 1,575 円
出版社名 角川書店
出版年月 2006/11
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■読者の評価     おすすめ度平均

引きずり込まれる       おすすめ度
「夜市」「秋の牢獄」と独特の世界観で圧倒されたあとで、本書を読みました。
短編でみせた異次元空間へ引っ張る筆力は、この長編にもしっかり生きていて、現代を生きている私たちの知らない世界は本当に存在して、この世にいる自分は実は本当の姿とは違うのでは?とぞっとさせられっぱなしでした。

ただ、スケールが大きいだけに現代との接点を作る手法に少し無理が感じられ、短編ほどにはすっきりしなかった。
しかし、次回作も必ず読むでしょう。


風わいわいに魅了された       おすすめ度
独特の世界観の構成は相変わらず
この作品の魅力を言葉で説明するのは難しいですが、
もっともっとこの異世界の物語を読みたいと思いました。


デビュー2作目としては完璧       おすすめ度
 受賞後第1作目というプレッシャーの中でこれだけのもの書いたのだから、満点でいいと思う。独特の世界観がきちんと隅々まででき上がっていて、とても楽しく読んだ。怖さもわくわく度もちょうどいいぐあいに交じり合って、精一杯書いたことがよくわかる。造語が実に上手なところも見事だ。
 それだけに、3作目が少々トーンダウンしてきていることが気にかかる。もっともっと自由に書かせてやれば、それだけ伸びる作家だと思うのだが。


作家名で購入できる作家さんです       おすすめ度
異世界の美しくもおどろおどろしい世界を描くのがうまいですね。
私的にはツボなので、この著者初の長編は堪能できました。
この著者の作品って、絵になりそうな格闘シーンがチラっと出てくること多いですね。
なんか、ゲームっぽいというか・・・。
まあそういうところ含めて大好きなのですが。
久々にネーム買いする作家さんです。


一気に読ませてくれます       おすすめ度
隠(おん)という、現世とは繋がってはいるが微妙にずれた異世界の町に住む少年の物語。
四季のほかに、神季または雷季という特別な季節の存在する世界。
行方不明の姉、風霊鳥、古くからの因習、殺人事件、墓町。
謎は、闇の向こうからの答えを待っている。

『夜市』第12回日本ホラー小説大賞を受賞した作者、恒川光太郎の長編第2弾です。