ぼくの手はきみのために
作者 市川 拓司
価格 1,470 円
出版社名 角川書店
出版年月 2007/03
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■読者の評価     おすすめ度平均

がっかりした       おすすめ度
「いま会いにゆきます」で感動したから購入しましたが
がっかりしてしまいました。
この作者は文章から非常に優しい性格だと思いますが、
自分の殻の中にこもって書いているようです。
ワンパターンをやめて、ちょっと違う作風にトライしてほしいと思いました。


ちょっとワンパタ・・・。       おすすめ度
表題作の『ぼくの手はきみのために 』では、母親同士が親友で、幼少時代は同じ家で暮らしていた聡美とひろ。ひろは同い年ながら聡美のことを姉の様に思っていた。けれど11歳の夏に突然、聡美が難病の発作で倒れる。その発作は止めることが出来るのは、ひろが背中をさすることだけだった・・・。

この短編3編には病気や死など定番の運命性を打ち出した、似た感じの話でした。3編という短編集の中でいくつもかぶる設定や似た出来事があったら、当然飽きます。展開も似ているので先も読めてしまいつまらなかったです。
『ぼくの手はきみのために 』では、彼女の病名は明らかにはされない。
同じく他二編でも、時代や病名など色々な背後関係を曖昧にすることで、ぼかされた様な印象を受けました。
必ず女性が病気になったりするのも、疑問だし。

車を当てられ結構な怪我をしたにもかかわらず、「自業自得」と言われて納得してしまう場面にはいつの時代の話なんだと思い、全体的に古いドラマか少女漫画の様でどこかで見たことのある様なお話達で、特に『ぼくの手は』は、セカチューを思い起こさせました。
運命と呼ぶには安っぽい設定と軽すぎる雰囲気で、感動するどころか、流行の感動や純愛を狙っている感じに逆に冷めました。