炎立つ〈四〉冥き稲妻 (講談社文庫)
作者 高橋 克彦
価格 730 円
出版社名 講談社
出版年月 1995/10
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■読者の評価     おすすめ度平均

忍耐につぐ忍耐で奥州制覇       おすすめ度
藤原経清の息子が清原清衡そして藤原清衡となり、奥州藤原氏へ。

清原家の内紛を源義家との縁も活かし、なんとか乗り切る。
そして源義家の影響力も排除することに成功する。

私利私欲のない清衡だからこそ成し遂げたんだろうなあと思いました。


読むペースが速くなってきた。       おすすめ度
この巻の主人公は経清の息子清衛である。まったくのフィクションなら、10〜20代の青年期に彼が活躍するように作るのだろうが,清衛の場合はなんと35歳になって初めてその正体を現す。その忍従,経清の妻結有にはさらに当てはまる。人間の執念というものはここまで凄いものかと思う。そしてその運命のなんと哀しいことか。義家もなかなか面白いキャラクターとして登場している。この巻に至って、真の主人公は既に「歴史」と「東北の土地」に移っていっているように思える。本当はもっとゆっくりしたペースで読みたいと思っていた。しかし、小説としての面白さがそれを許さない。最終巻の義経編楽しみである。