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■読者の評価
おすすめ度平均
村上春樹+村上龍+舞城王太郎=森健 おすすめ度
著者の森健は、この小説「火薬と愛の星」で群像新人文学賞を受賞し
デビューしました。
その構成から村上春樹の初期作品(僕と鼠三部作)と比べられることが
多い作品ですが、まさにそうです。その断章スタイルと文体は村上春
樹を彷彿とさせます。しかし、ある部分においてギアが入れ替わり、
ほとんど句読点のない舞城王太郎を思わせる饒舌文体へと姿を変えます。そんな二段階変化文体で描かれる物語は、まさに村上龍「限りなく
透明に近いブルー」のような透明感のある醒めた空気に包まれた男と
女とセックスの物語。そして、その物語の核にあるものは「嘘」。
ぜひ、読んでみてください。
デビューしました。
その構成から村上春樹の初期作品(僕と鼠三部作)と比べられることが
多い作品ですが、まさにそうです。その断章スタイルと文体は村上春
樹を彷彿とさせます。しかし、ある部分においてギアが入れ替わり、
ほとんど句読点のない舞城王太郎を思わせる饒舌文体へと姿を変えます。そんな二段階変化文体で描かれる物語は、まさに村上龍「限りなく
透明に近いブルー」のような透明感のある醒めた空気に包まれた男と
女とセックスの物語。そして、その物語の核にあるものは「嘘」。
ぜひ、読んでみてください。
いい感じで、、、 おすすめ度
遅ればせながらアマゾンで買っていい感じで読めた。
どことなく著名作家の誰か村上R氏とか誰か阿部氏に似てなくもない。
また誰か堀江T氏にも似てなくもない。
そしてそれでも別に気にならなかった。
なぜなら、満足いく作品、だったからだ。
ちゃんとしてる、というのが素直な感想だ。
帯にある加藤氏や高橋氏の言うことは違うような気がするけど。
これからも書き続けてほしい。
次も買いたい。
装丁写真も著者の撮影だとある。
なかなか、そこもいい。
そんなものは他人であるどこかの写真家に任せなくてもいい。
自分の作品のデザインも自分でやるのが実は一番いいんだから。
本書には著者の撮影写真の装丁が合っていた。
ちゃんとしてる。
どことなく著名作家の誰か村上R氏とか誰か阿部氏に似てなくもない。
また誰か堀江T氏にも似てなくもない。
そしてそれでも別に気にならなかった。
なぜなら、満足いく作品、だったからだ。
ちゃんとしてる、というのが素直な感想だ。
帯にある加藤氏や高橋氏の言うことは違うような気がするけど。
これからも書き続けてほしい。
次も買いたい。
装丁写真も著者の撮影だとある。
なかなか、そこもいい。
そんなものは他人であるどこかの写真家に任せなくてもいい。
自分の作品のデザインも自分でやるのが実は一番いいんだから。
本書には著者の撮影写真の装丁が合っていた。
ちゃんとしてる。
かっこいい、 おすすめ度
この小説のつつむ空気がなんとも言えない。(最初は例外として)ところどころ普通の文体から舞城ばりの文体に変化するところがあり、そこがちょっとぎくしゃくしてるかな、と思った。
100万回生きたねこのパロディ。主人公のおれは女に会うたびに嘘をつき、違う自分(生まれ変わったおれ)を演出しながら、本当に好きな人を捜し求める、なんて表面をなぞっただけ言葉では表現しきれないほどのパワーが確かにこの小説には存在する。17章でのメールの文章は圧巻であり、涙が出そうになる。
純文学作家ではかなりの実力をこめた新人だと思う。
100万回生きたねこのパロディ。主人公のおれは女に会うたびに嘘をつき、違う自分(生まれ変わったおれ)を演出しながら、本当に好きな人を捜し求める、なんて表面をなぞっただけ言葉では表現しきれないほどのパワーが確かにこの小説には存在する。17章でのメールの文章は圧巻であり、涙が出そうになる。
純文学作家ではかなりの実力をこめた新人だと思う。
死に場所が見つからない方に。 おすすめ度
「100万回生きた猫」を踏襲した作品。
初めは「限りなく透明に近いブルー」のような小説。
しかし、ミサキから「100万回生きた猫」をプレゼントされたあたりからギアが入れ替わる。
初めは「限りなく透明に近いブルー」のような小説。
しかし、ミサキから「100万回生きた猫」をプレゼントされたあたりからギアが入れ替わる。
大勢の女の子が登場しては去り、饒舌なウソを吐いてはセックスする。
けれどいくら多くの物語を生きたいと思ってもそりゃ不可能。
若い男子の生意気さや露悪趣味、自己顕示欲やらけちなプライドと共に、100万回生きられない人間の悲しみや徒労感、そして虚無感もこの小説の中にはある。
ほんとうにWムラカミを越えるのか? おすすめ度
雑誌で紹介されてたので読んでみた。帯文で紹介されてもいるように、ほんとうにWムラカミを越えるような作家かどうかはまだ分からないけれど、とりあえず読んでみて何だか圧倒された。すごいと思った。高橋源一郎はいったいどういう意味でこの人のことを「新しい人」と言ったのだろうか。物語中、次々と出てくる登場人物、めまぐるしく語り、繰り返される性行為のなかで、読み続けると、ストーリーなんてどうでもよくなってきて、ふと作者の言わんとする太文字のメッセージが浮かび上がってくる。それが最後に、涙さえ流れないようなふっきれた青春、作者の言う「越境の地」に立たせてくれる。ちょっとした圧巻だった。

