|
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
■読者の評価
おすすめ度平均
秀作です おすすめ度
チームバチスタで期待を裏切られたが、本書はまずまずの作品でした。
読み始めは何のことだかわからなかったが、最後にブラックペアンが重要な意味を持ってきます。
医学生の息子にも読むように薦めました。
読み始めは何のことだかわからなかったが、最後にブラックペアンが重要な意味を持ってきます。
医学生の息子にも読むように薦めました。
バチスタよりはるかにおもしろい秀逸作品! おすすめ度
「チームバチスタ」の単なる昔物語の番外編かと思っていたが、
この作品はバチスタを読まずとも単独で読める、
実におもしろい内容だった。
バチスタのように回りくどい記述がなく、
医療問題本質を突く物語がぐさぐさと展開されていくので、
バチスタよりはるかに読みやすくはるかにおもしろかった。
一貫しているのは、患者の命のために医者はどうあるべきか。
医者も人間として弱さや欲望や失敗もある。
でも患者のために何をすべきかを考えたら、
取るべき行動は見えてくる。
そんなテーマがしっかり語られている物語として、
実に素晴らしい作品だった。
おすすめです。
この作品はバチスタを読まずとも単独で読める、
実におもしろい内容だった。
バチスタのように回りくどい記述がなく、
医療問題本質を突く物語がぐさぐさと展開されていくので、
バチスタよりはるかに読みやすくはるかにおもしろかった。
一貫しているのは、患者の命のために医者はどうあるべきか。
医者も人間として弱さや欲望や失敗もある。
でも患者のために何をすべきかを考えたら、
取るべき行動は見えてくる。
そんなテーマがしっかり語られている物語として、
実に素晴らしい作品だった。
おすすめです。
この作者になぜ直木賞がいかないのかホントに不思議だ おすすめ度
2007年9月20日リリース。初出は『小説現代』2007年4月号から8月号。『田口&白鳥シリーズ』の番外編とも言うべき存在で、主人公の一人は若き日の高階院長である。『チーム・バチスタの栄光』に出てくる面々の若き日が描かれていて、ちょうど京極夏彦の『前巷説百物語』のような話が展開していく。実に楽しい。
筆力は相変わらずの剛速球(この作者は書くのも速い。文学界の新ジョン・ロード、とぼくは呼びたい)で、魅力的な医者がここでも登場してくる。そんじょそこいらのちょっと取材して空想文学を書いてみましたみたいなへなちょこの文章はひとつもない。まさに切った貼ったの外科医の言葉で書かれている。現実の大学病院の世界が実によく分かる。
現在まで3作、氏の作品を読了して思った。なぜここまでの作品を書いている人物に直木賞がいかないのか。はっきり言って不自然である。この作者より素晴らしい作品を書いている直木賞作家がいるなら連れてきてみろ、と言いたい。そこまでのレベルに到達している。
筆力は相変わらずの剛速球(この作者は書くのも速い。文学界の新ジョン・ロード、とぼくは呼びたい)で、魅力的な医者がここでも登場してくる。そんじょそこいらのちょっと取材して空想文学を書いてみましたみたいなへなちょこの文章はひとつもない。まさに切った貼ったの外科医の言葉で書かれている。現実の大学病院の世界が実によく分かる。
現在まで3作、氏の作品を読了して思った。なぜここまでの作品を書いている人物に直木賞がいかないのか。はっきり言って不自然である。この作者より素晴らしい作品を書いている直木賞作家がいるなら連れてきてみろ、と言いたい。そこまでのレベルに到達している。
医療現場の独特な世界観。 おすすめ度
「チームバチスタの栄光」に続き読みました。
現役医師の作家ゆえに医学用語がばんばん出てきますが、それもさして問題なく、すらすら読めます。「チーム…」よりも読みやすいような気もします。
大学病院での権力抗争、製薬会社との駆け引き、医療ミスの問題、医師側から見るとこんな風なんだ、と思うにつけ、「患者」というのはつくづくただ医師の前を通り過ぎていくだけの存在なんだなぁとも思いましたね。
現役医師の作家ゆえに医学用語がばんばん出てきますが、それもさして問題なく、すらすら読めます。「チーム…」よりも読みやすいような気もします。
大学病院での権力抗争、製薬会社との駆け引き、医療ミスの問題、医師側から見るとこんな風なんだ、と思うにつけ、「患者」というのはつくづくただ医師の前を通り過ぎていくだけの存在なんだなぁとも思いましたね。
文句なし! 現役医師だからこその臨場感 おすすめ度
同業者の読者が、読むに耐える作品はどのくらいあるのだろう?
警察ものなど皆無ではないかと思うほど、ありえない舞台設定がなされていたりするし、日常の細かいディテールにこると、小説としての面白さが減少する例もある。
そんな中、本作は、手術という外科医にとっての日常行為と、大学病院内部における教授を筆頭とする格付け社会を、小説らしいありえない筋書きに組み込み、読者を外科助教授ぐらいの気分にさせてくれる。
細かい医療用語を、いちいち読者に媚びて説明付けないのも、読むリズムを壊すことなく、小気味よかった。
私は、本作が著作の初見なので、佐伯教室を舞台とした他の作品があるなら是非とも読みたい!と思わせる100点満点の出来だった。
警察ものなど皆無ではないかと思うほど、ありえない舞台設定がなされていたりするし、日常の細かいディテールにこると、小説としての面白さが減少する例もある。
そんな中、本作は、手術という外科医にとっての日常行為と、大学病院内部における教授を筆頭とする格付け社会を、小説らしいありえない筋書きに組み込み、読者を外科助教授ぐらいの気分にさせてくれる。
細かい医療用語を、いちいち読者に媚びて説明付けないのも、読むリズムを壊すことなく、小気味よかった。
私は、本作が著作の初見なので、佐伯教室を舞台とした他の作品があるなら是非とも読みたい!と思わせる100点満点の出来だった。

