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■読者の評価
おすすめ度平均
紫禁城の珍妃の井戸に行ってきます。 おすすめ度
蒼穹の昴に続く、浅田次郎の中国歴史ミステリーシリーズ。
義和団事変の混乱の中、西太后に殺されたとされる、
光緒皇帝が寵愛した珍妃。
彼女の死の謎を追う、4人の外国人貴族たち。
そして、それぞれの思惑で証言する7人の発言。
美しき妃は、なぜ、誰に殺されたのか。
戊戌の新政の失敗で幕を閉じた蒼穹の昴。
その後、更に没落の色を濃くしていく清朝末期の
様子を、光緒皇帝の愛妾・珍妃の謎を追う形で、
描いている。
蒼穹の昴を読んだものとしては、登場人物のその後を
知ることが出来るっていう意味合いもある。
蒼穹の昴では、春児と史了の周りの出来事を中心に
描いていましたが、本作では、同じ「珍妃の死」という
出来事を、7人の証言の元に検証するというスタイルで
描かれている。それぞれの立場、思惑で少しずつ
違うことを言う証言者たち。
最後の光緒帝の発言が事実という形で小説は終わっているけれど、
果たして史実はどうなのか。
答えはひとつなんだろうけど、宮殿の奥深くで起こった出来事の
真相はいかに。
中国人が義和団事変を歴史的にどう捉えているのか
よく知らないけれど、外国人に侵食され、植民地化する
清国を憂い立ち上がった義和団と漢人からの一方的な
支配に耐え切れず声を上げたチベットの人たちと、
どんな違いがあるのだろう。
いけない。話が脱線してしまいました。
また、こうやって紫禁城の中の話を読んでいると、
是非その場に行って、見てみたいという気持ちが
再びこみ上げてきました。
というわけで、この週末にまた北京に行ってきます。
珍妃が暮らした景仁宮を、そして彼女が最期を迎えた
その井戸をこの目で見てこようと思います。
義和団事変の混乱の中、西太后に殺されたとされる、
光緒皇帝が寵愛した珍妃。
彼女の死の謎を追う、4人の外国人貴族たち。
そして、それぞれの思惑で証言する7人の発言。
美しき妃は、なぜ、誰に殺されたのか。
戊戌の新政の失敗で幕を閉じた蒼穹の昴。
その後、更に没落の色を濃くしていく清朝末期の
様子を、光緒皇帝の愛妾・珍妃の謎を追う形で、
描いている。
蒼穹の昴を読んだものとしては、登場人物のその後を
知ることが出来るっていう意味合いもある。
蒼穹の昴では、春児と史了の周りの出来事を中心に
描いていましたが、本作では、同じ「珍妃の死」という
出来事を、7人の証言の元に検証するというスタイルで
描かれている。それぞれの立場、思惑で少しずつ
違うことを言う証言者たち。
最後の光緒帝の発言が事実という形で小説は終わっているけれど、
果たして史実はどうなのか。
答えはひとつなんだろうけど、宮殿の奥深くで起こった出来事の
真相はいかに。
中国人が義和団事変を歴史的にどう捉えているのか
よく知らないけれど、外国人に侵食され、植民地化する
清国を憂い立ち上がった義和団と漢人からの一方的な
支配に耐え切れず声を上げたチベットの人たちと、
どんな違いがあるのだろう。
いけない。話が脱線してしまいました。
また、こうやって紫禁城の中の話を読んでいると、
是非その場に行って、見てみたいという気持ちが
再びこみ上げてきました。
というわけで、この週末にまた北京に行ってきます。
珍妃が暮らした景仁宮を、そして彼女が最期を迎えた
その井戸をこの目で見てこようと思います。
紫禁城にて珍妃の井戸を興味深く見学 おすすめ度
昨年、念願の北京旅行を実現しました。その際、予習として浅田次郎さんの本を数冊読んでから出かけたのですが、感慨深く紫禁城や万里の長城等を見学できました。
珍妃の井戸は、珍妃を井戸に落とした犯人が誰なのかを、数人の容疑者らしき人物に、事情聴取しながら迫っていくストーリーですが、西太后が犯人であるという事実は、既に世界中に知られていて、それをあえて小説にしているので、少々スリルに欠ける気はしましたが、 登場人物や紫禁城の内部を興味深く、想像しながら楽しめる作品でした。
珍妃の井戸は、珍妃を井戸に落とした犯人が誰なのかを、数人の容疑者らしき人物に、事情聴取しながら迫っていくストーリーですが、西太后が犯人であるという事実は、既に世界中に知られていて、それをあえて小説にしているので、少々スリルに欠ける気はしましたが、 登場人物や紫禁城の内部を興味深く、想像しながら楽しめる作品でした。
歴史・国際・ミステリー、そして、中国、4つの要素あり おすすめ度
ミステリーとしても面白く、日本ロシアドイツ英国の国民性の違いもよくわかり、義和団事件の清朝への影響なども勉強になりました。
よくできているけど、前作に比べるとやや拍子抜け。 おすすめ度
「蒼穹の昴」の続編というか番外編というべきか。実際にあった光緒帝の側室珍妃の殺害事件の犯人を関係者の証言を元に検証する話。(通説は、西太后が命じて殺させた、ということになっている)
「蒼穹〜」の世界観、キャラクターをそのまま引き継いでいるので、前作が好きな人は期待したくなるが、個人的には、犯人を捜そうとする背景や、列強の中国侵略、皇帝という地位と人間性などが短編に詰め込まれている感じで、前作にくらべるとやや拍子抜けという感じ。
春児、文秀、西太后というメインキャラクターが出てこないせいか(敢えてそうしたのだろうけれど)物足りなさもある。ただ、やっぱりよく取材されているんだろうな、という箇所も多いし、「泣ける」シーンもあってよくできていると思う。独特の歴史解釈(というか創作)もさすが。
「蒼穹〜」の世界観、キャラクターをそのまま引き継いでいるので、前作が好きな人は期待したくなるが、個人的には、犯人を捜そうとする背景や、列強の中国侵略、皇帝という地位と人間性などが短編に詰め込まれている感じで、前作にくらべるとやや拍子抜けという感じ。
春児、文秀、西太后というメインキャラクターが出てこないせいか(敢えてそうしたのだろうけれど)物足りなさもある。ただ、やっぱりよく取材されているんだろうな、という箇所も多いし、「泣ける」シーンもあってよくできていると思う。独特の歴史解釈(というか創作)もさすが。
技を感じる作品? おすすめ度
蒼穹の昴みたいな壮大なスケールの作品の後、
ちょっと軽快な、本作のような作品も書ける浅田次郎のテクニックを感じます。
蒼穹の昴と流れを汲むけれど、まったく別の作品だと思うと
味わい深く楽しめる物語です。
ちょっと軽快な、本作のような作品も書ける浅田次郎のテクニックを感じます。
蒼穹の昴と流れを汲むけれど、まったく別の作品だと思うと
味わい深く楽しめる物語です。

