リトル・バイ・リトル (講談社文庫)
作者 島本 理生
価格 440 円
出版社名 講談社
出版年月 2006/01
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■読者の評価     おすすめ度平均

たんたんとしたストーリーがこれほどに心をうつ       おすすめ度
個性ってなんだろうということを考えさせられる。どこが島本理生らしいかって、はっきり言えるわけではないけれど、彼女のスタイルはこの時点ですでに完成している。もしかしたら貧しさってこんなものではないのかもしれないけれど、しっかりと共感させる力がある。


淡々とした日常       おすすめ度
出てくる人が特別なわけではない。
特別な出来事があるわけでもない。
ただ、日々の流れを紡いでいるだけ。
それなのに世界に入れ込んでしまう。

それは、誰もが感じる日常が詰まっているからだと思う。
短いが充実感のある話。


日常の光。       おすすめ度
読み終えたとき、率直に「え、もう終わり。」と感じてしまいました。それだけ、すらすらと読めてしまいました。そして、す〜っと
僕の中に入り込んで来ました。淡々とした日常における光という言葉には目からうろこでした。何かを求めるのではなく、毎日に
潜む光を見つけていく。これを、シアワセに変換出来れば、素晴らしい毎日になると思いました。


日常の小さな幸せ       おすすめ度
主人公のふみと周そしてまわりの家族などの、日常が淡々と書かれている。その生活は私たちが普段している生活とあまり変わらないかもしれないけれどその中には主人公たちにとっての精一杯の生活があった。
この本にはハリウッド映画のような大きな展開の変化があるわけではない。どちらかといえば普段の私たちの日常の中にあるおもしろさや幸せをスクリーンに映してみせてもらったみたいな感じのする本だった。
ほっとしたいときにお勧めです。



ゆっくりと       おすすめ度
日々の生活に疲れたとき、目に留まったのがこの題名
「リトル・バイ・リトル」。
疲れた心にゆっくりと染み渡り、1時間程度であっと
いう間に読み終えました。
高校を卒業し、大学入学日をバイトで稼ぐ「ふみ」と
父親違いの妹と母親との生活。
そんな「ふみ」の日常に交わる一つ年下の青年。
気負わず、そしてゆっくりと交流し、生きていく「ふみ」
たちの姿に、何時しか自分も「ほ〜」と息を吐き出したく
なる作品です。