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■読者の評価
おすすめ度平均
感性一本勝負の小説 おすすめ度
早熟な女性作家らしい、感性一本勝負の小説である。
ストーリー構成や身体感覚よりも、
主人公の感情的な揺らぎが重視されている。
物語の契機となった「出来事」については、
肉感的なものだけれども
頑なに精神的なピュアさを希求する点に
物足りなさと/潔さと、感想が相半ばするだろう。
テーマにも繋がる部分が、ややあからさまの気もするが
それは判りやすい、若さゆえの直線的魅力かもしれない。
ストーリー構成や身体感覚よりも、
主人公の感情的な揺らぎが重視されている。
物語の契機となった「出来事」については、
肉感的なものだけれども
頑なに精神的なピュアさを希求する点に
物足りなさと/潔さと、感想が相半ばするだろう。
テーマにも繋がる部分が、ややあからさまの気もするが
それは判りやすい、若さゆえの直線的魅力かもしれない。
主人公の独白を信用してよいのか分かりませんでした おすすめ度
読みやすいのですが、文庫で174ページと、やや物足りなさを感じました。
また、題材も 「 恋愛を絡めた主人公の成長 」 と使い古されたものであり、感情移入しにくかったです。
何よりも、主人公たちがこの後どうなるのだろうか?という疑問を抱かせたままエンディングというのが残念でした。
主人公とサイトウさんの仲もどこまでだったのか、私にはよく分かりませんでした。
主人公が独白していることが真実なら、さらに疑問は深まります。
雪生という男の母親のことにしても、はっきりとした描写がないので、推測するしかないというのは、
小説としては不完全なものに感じた作品でしたね。
そのあたりを、もっと詳しく書いてくれたら良かったのにと思いました。
また、題材も 「 恋愛を絡めた主人公の成長 」 と使い古されたものであり、感情移入しにくかったです。
何よりも、主人公たちがこの後どうなるのだろうか?という疑問を抱かせたままエンディングというのが残念でした。
主人公とサイトウさんの仲もどこまでだったのか、私にはよく分かりませんでした。
主人公が独白していることが真実なら、さらに疑問は深まります。
雪生という男の母親のことにしても、はっきりとした描写がないので、推測するしかないというのは、
小説としては不完全なものに感じた作品でしたね。
そのあたりを、もっと詳しく書いてくれたら良かったのにと思いました。
う〜〜ん。。。どうでしょう。。。 おすすめ度
そういうわかったようなことを言っている人が一番分かっていないっていうのは、
自分では気づかないものなの?
「いやあ〜〜面目ない。。。」と思わず言ってしまった作中の文章であります。
自分では気づかないものなの?
「いやあ〜〜面目ない。。。」と思わず言ってしまった作中の文章であります。
正直いって、甘っちょろい。 おすすめ度
実は単に相手にされていなかっただけの関係を、
勝手にうるわしい「失恋」劇に仕立てて、ひと夏を
うだうだと過ごす話。ヒマなのでキャンプに行ったり、
外食したりのくり返し。
人間の醜さ、関係の残酷さに対して「臭いモノにはフタ」という
姿勢の筆者。そんなに簡単に癒しあったり理解しちゃったり
していいんですかね。
正直言って、恋愛を語る容姿の作者じゃないし、
男関係でもっと具体的にみじめな思いしたんじゃないかという
気がするんだけど。むしろそういう話を書けたら、
この人を評価したいと思いますね。
勝手にうるわしい「失恋」劇に仕立てて、ひと夏を
うだうだと過ごす話。ヒマなのでキャンプに行ったり、
外食したりのくり返し。
人間の醜さ、関係の残酷さに対して「臭いモノにはフタ」という
姿勢の筆者。そんなに簡単に癒しあったり理解しちゃったり
していいんですかね。
正直言って、恋愛を語る容姿の作者じゃないし、
男関係でもっと具体的にみじめな思いしたんじゃないかという
気がするんだけど。むしろそういう話を書けたら、
この人を評価したいと思いますね。
ひた、ひた、と歩み寄るような文章 おすすめ度
筋自体はとてもシンプルなのだけれど、周辺を埋めている登場人物たちがそれなりにリアルで、話に加わっているような感覚を覚えながら、物語が進む。
主人公の「わたし」は、大学に入ったばかり。だが高校時代の失恋をきっかけに、壊れた心を抱えたままでいた。数知れぬ男と寝て、堕胎し、友人の部屋があいたのをきっかけに家を出て、それでも埋められない何か。
そのとき、高校の同級生と会って・・・
という筋書きなのだが、失恋の相手というのが、また塾のくたびれた中年教師で、憧れでもなんでもなく、今は「会いたくない」というほどの気持ちなのに、やはり「わたし」の何かを損なっているのである。
綺麗なものだけが人生なのではなく、紋切り型を拒否して、現実にあり得る情景を描き出している。
とはいえ、文庫本で200ページに満たない小品であるから、筆致に深さや厚みを持たせている余裕はない。ただひたひた、という独特の空気感と、表紙の美しい絵、印象深い表題が相まって、独自の世界観を持たせている点が面白い。

