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■読者の評価
おすすめ度平均
もう二度と越えられない傑作 おすすめ度
技巧的に稚拙な部分は多々あるが、それを補って余りある構成の巧みさ(××トリック)で、彼のキャリアの中でも突出した出来になっている。
これまでのシリーズでは設定を近未来にして、どうも作者との作品の距離感が不安定要素として不満が残るものだったが、
本作は発表当時の年代を舞台に、下流生活者の犬以下の青春を描き、かつそういった下流生活に甘んじる若者(作品に共感できたような読者)を暴力的に突き放したという点で、
リアリズム文学としても優れている。
ただ苦笑せざるをえないのが、登場人物の引用が幼い印象を与えるところ。柴田元幸とサリンジャーしか出てこない(あとは浦賀和宏ですか)のは、
いくらなんでも、と思う。
その後自分でも文学的教養がないことがコンプレックスとなったのか、最低の駄作『1000の小説とバックベアード』を書いてしまった、
『バックベアード』のようなものしか書けなくなってしまったのは、惜しい才能を失くしてしまったな、と慨嘆せざるをえない。
いずれにせよ、『メフィスト』誌上で再開された「鏡家サーガ」は本作を超えることはできないだろう。
あと、解説が糞。
これまでのシリーズでは設定を近未来にして、どうも作者との作品の距離感が不安定要素として不満が残るものだったが、
本作は発表当時の年代を舞台に、下流生活者の犬以下の青春を描き、かつそういった下流生活に甘んじる若者(作品に共感できたような読者)を暴力的に突き放したという点で、
リアリズム文学としても優れている。
ただ苦笑せざるをえないのが、登場人物の引用が幼い印象を与えるところ。柴田元幸とサリンジャーしか出てこない(あとは浦賀和宏ですか)のは、
いくらなんでも、と思う。
その後自分でも文学的教養がないことがコンプレックスとなったのか、最低の駄作『1000の小説とバックベアード』を書いてしまった、
『バックベアード』のようなものしか書けなくなってしまったのは、惜しい才能を失くしてしまったな、と慨嘆せざるをえない。
いずれにせよ、『メフィスト』誌上で再開された「鏡家サーガ」は本作を超えることはできないだろう。
あと、解説が糞。

