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■読者の評価
おすすめ度平均
問題提起としては面白いが・・・ おすすめ度
いじめの深刻化、年間自殺者三万人、ひきこもりの増加、社会格差の拡大等々・・・、今の日本って何かヘン!と感じている人は多い。で、その原因は本来一筋縄ではいかないが、産業革命(日本の場合は明治)以降の近代化が行き着く所まで来たせいだ、というのが基本的な著者の見解。そこで、日本を江戸時代に戻すか、せめて60年代前半に戻して歴史をやり直せば、多少はマシな国になるかも、その象徴的行動として超高層ビルを全部壊そう云々と、突拍子もない論旨が展開されてゆく。一見無茶苦茶な議論だが、著者一流の問題提起として楽しめばそれなりに面白い。
ただ、経済発展や技術進歩の豊かな果実を最も享受してきたのは、他ならぬ著者を含めた団塊世代の方々である。にも関わらずいざ自分達がリタイアし始める頃になって、「経済発展は間違いだった」「貧乏な時代に帰るべき」と言い出すのって如何なものか、と少し思わなくもない。
ただ、経済発展や技術進歩の豊かな果実を最も享受してきたのは、他ならぬ著者を含めた団塊世代の方々である。にも関わらずいざ自分達がリタイアし始める頃になって、「経済発展は間違いだった」「貧乏な時代に帰るべき」と言い出すのって如何なものか、と少し思わなくもない。
立ち止まって考えるきっかけの良書 おすすめ度
「今の日本社会は何がおかしいのか?」という大きなテーマ
に答えた本です。
本書はいじめの問題の考察に始まり、その原因を豊かになり
過ぎて勉強の意義を見い出せない子どもに勉強を強いること
によるストレスだとしています。
さらに、日本は60年代前半の繁栄で歩みを止めるべきだった、
工場制手工業を確立した日本にそもそも産業革命はいらなかった、
と論は展開していきます。
自らの消費量を超えた余剰生産物を他国に無理やり買わせるぐらい
なら、国自体がダウンサイジングすべき、という主張は非常に納得
がいくものでした。
現実的には、営利追求を至上命題としている個々の企業には、本書の
主張は受け入れられないでしょう。個人的にも今の豊かな生活を手放す
のはイヤだなーと正直思いますし、地球が温暖化したからどうした?
という考え方もありだと思います。
ただ、少し立ち止まって考えるきっかけを得るにはとても良い本でした。
に答えた本です。
本書はいじめの問題の考察に始まり、その原因を豊かになり
過ぎて勉強の意義を見い出せない子どもに勉強を強いること
によるストレスだとしています。
さらに、日本は60年代前半の繁栄で歩みを止めるべきだった、
工場制手工業を確立した日本にそもそも産業革命はいらなかった、
と論は展開していきます。
自らの消費量を超えた余剰生産物を他国に無理やり買わせるぐらい
なら、国自体がダウンサイジングすべき、という主張は非常に納得
がいくものでした。
現実的には、営利追求を至上命題としている個々の企業には、本書の
主張は受け入れられないでしょう。個人的にも今の豊かな生活を手放す
のはイヤだなーと正直思いますし、地球が温暖化したからどうした?
という考え方もありだと思います。
ただ、少し立ち止まって考えるきっかけを得るにはとても良い本でした。
こわいから、これは考えません。 おすすめ度
なにも出来ないくせに
「こんなのつまんねー」と言って
ポイと仕事を辞めてしまう人間揃いの国・・・
・・・日本?・・・
「働く」が成立しなくなってしまった
人間達は、どうやって収入を得て
「先進国」的な生活を続けていくつもりなのか?
橋本氏は、こわいから考えません、とのこと。
・・・・
こわいけど、いつか直面することになる
(あるいはもうしている)問題。
「こんなのつまんねー」と言って
ポイと仕事を辞めてしまう人間揃いの国・・・
・・・日本?・・・
「働く」が成立しなくなってしまった
人間達は、どうやって収入を得て
「先進国」的な生活を続けていくつもりなのか?
橋本氏は、こわいから考えません、とのこと。
・・・・
こわいけど、いつか直面することになる
(あるいはもうしている)問題。
「ややこしくてめんどうくさい本」だけど おすすめ度
著者自身が「ややこしくてめんどうくさい本」だというだけあって、分かりやすいというわけではありません。
しかし、読んで行くうちに、妙な説得力を感じてしまいます。
難いけれども、噛むうちに味わいが出てくる、するめのような本だと思います。
また、次も読んでみようかなという気になります。
「日本の行く道」を簡単に言えば、1960年代に戻せばいいのでしょう。
また、別の言葉で言えば、「産業革命の前」のような、「物作り」の日本に帰ればいいようです。
過去にさかのぼって考えれば、教育も、政治も、経済も、家族も、みんな解決の道筋が見えてきそうです。
「豊かさ」を求めて、めんどうくさいことをやめてしまったのが、今の日本のようです。
これからの日本の可能性のためには、めんどうくさいながらも、考えていかなければなりません。
その考える道筋を示しているような本だと思いました。
しかし、読んで行くうちに、妙な説得力を感じてしまいます。
難いけれども、噛むうちに味わいが出てくる、するめのような本だと思います。
また、次も読んでみようかなという気になります。
「日本の行く道」を簡単に言えば、1960年代に戻せばいいのでしょう。
また、別の言葉で言えば、「産業革命の前」のような、「物作り」の日本に帰ればいいようです。
過去にさかのぼって考えれば、教育も、政治も、経済も、家族も、みんな解決の道筋が見えてきそうです。
「豊かさ」を求めて、めんどうくさいことをやめてしまったのが、今の日本のようです。
これからの日本の可能性のためには、めんどうくさいながらも、考えていかなければなりません。
その考える道筋を示しているような本だと思いました。
今に生きる日本人の必読書 おすすめ度
できるだけ多くの日本人に読んでもらいたい。競争での「勝ち」、経営での「利益」、生活での「便利」をこの40年余りで追求し過ぎたためのツケが、国内農業の崩壊や地域格差などの形で回ってきている。そのツケを払うためにどうすればいいかを、大胆ではあるが実現可能な案を著者は提示してくれている。柳田邦男氏の「壊れる日本人」と併せて読んでもらいたい。

