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■読者の評価
おすすめ度平均
目新しさがない おすすめ度
「いちご同盟」と「春のソナタ」を読んだことがあるが、
この二作品を足して割ったようだった。
もっとも、「いちご同盟」は、名作であり、
泣ける小説(セカチューとか)のハシリだったと僕は思う。
しかし、そのような小説が氾濫してしまった今、
登場人物の死などによって安易に感動を誘うという手法に辟易とした結果生まれたのが、
この作品なのかもしれない。
登場人物が誰も死なない形で作品を如何に組み立てていくか。
いっそこれは「いちご同盟」のリメイクといったほうがいいかもしれない。
……しっかし主人公のおじいちゃん、どうなったんだ!?
登場人物が似ていて、目新しさに欠けている。☆-1
おじいちゃんに関する伏線が消滅してしまったので完成度に疑問。☆-1
この二作品を足して割ったようだった。
もっとも、「いちご同盟」は、名作であり、
泣ける小説(セカチューとか)のハシリだったと僕は思う。
しかし、そのような小説が氾濫してしまった今、
登場人物の死などによって安易に感動を誘うという手法に辟易とした結果生まれたのが、
この作品なのかもしれない。
登場人物が誰も死なない形で作品を如何に組み立てていくか。
いっそこれは「いちご同盟」のリメイクといったほうがいいかもしれない。
……しっかし主人公のおじいちゃん、どうなったんだ!?
登場人物が似ていて、目新しさに欠けている。☆-1
おじいちゃんに関する伏線が消滅してしまったので完成度に疑問。☆-1
安心して感動に身を任せられる一冊 おすすめ度
ぼく・紗英・杉田の三角関係に,二昔前の父親・母親・綿貫,一昔前の「青い風」(築地・ヒミコ・星)を微妙に絡めながら,ぼくの成長を描いている。テーマとしては,とても昔風な感じがする。
読んでいて,杉田の人物像がよく描けていると思った。あまり詳しくは書けないが,一緒にPPMを演奏していた中学時代から,高校・大学を経て,杉田がどう変わり,何を決心するに至ったのか。そこを読むだけでも価値があると思う。そういう意味では,杉田が主人公の小説なのかもしれない。
登場人物が皆いい人で,昔風の成長物語……安心して感動に身を任せられる一冊だった。
読んでいて,杉田の人物像がよく描けていると思った。あまり詳しくは書けないが,一緒にPPMを演奏していた中学時代から,高校・大学を経て,杉田がどう変わり,何を決心するに至ったのか。そこを読むだけでも価値があると思う。そういう意味では,杉田が主人公の小説なのかもしれない。
登場人物が皆いい人で,昔風の成長物語……安心して感動に身を任せられる一冊だった。
三作で一種の変奏曲を おすすめ度
『いちご同盟』、『春のソナタ』に続く、
三田誠広の青春小説である。本作を含めた上記三作は、
「才能はあるが、今一歩突き抜けられない孤高の音楽少年」
という主人公の設定が被っており、
また構成やキャラクターが微妙にずらされながら
三作で一種の変奏曲を奏でている。
主人公の年齢が中学生、高校生、大学生と
上がって行くにしたがって、初期の
揺りかごのようにピュアで濃密な時間が
希釈されてしまっている感は否めない。
しかしこの三部作は、後期の作になるほど
ストーリー構成や設定が凝っており、
三つの三角関係が複雑な紋様を織り成す本作は
小説として最も完成度が高い。
ラスト、主人公が採る選択は、少年時代からは
考えられないありきたりなものなのかもしれない。
しかし好きなものを保持し続けるために
社会にコネクトしていこうと云う決意は
確かな、青春からの脱皮を感じさせる。
人生の別れ道 おすすめ度
親しくしていた友人とも卒業すると疎遠になる。
まして、友人が成功して自分が挫折でもすればなおさらだ。
だからこそ、言葉に出すセリフと本音が大きく違ってくる。
“決められたレールの上を歩きたくない”というセリフも、決められた道を歩けないことを認めたくないから言っているのかもしれない。
それは、友人に限らず恋人同士にも言えると思う。
一度目はストーリーを、二度目は人物描写に注目して読んで欲しい作品。
まして、友人が成功して自分が挫折でもすればなおさらだ。
だからこそ、言葉に出すセリフと本音が大きく違ってくる。
“決められたレールの上を歩きたくない”というセリフも、決められた道を歩けないことを認めたくないから言っているのかもしれない。
それは、友人に限らず恋人同士にも言えると思う。
一度目はストーリーを、二度目は人物描写に注目して読んで欲しい作品。
少し涙も・・ おすすめ度
著者の作品を最初に手にしたのは、芥川賞を受賞した「僕って何」。みずみずしい小説でした。そんな読後感を期待して、その後の作品を読みましたが、あまり好きになれず、次第に著者の本から遠ざかってしまいました。
しかし久しぶりに読んだこの本は良かった。過去の挫折を凌駕する信頼や愛情に、少し涙も・・。
もちろん☆5つ。
しかし久しぶりに読んだこの本は良かった。過去の挫折を凌駕する信頼や愛情に、少し涙も・・。
もちろん☆5つ。

