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■読者の評価
おすすめ度平均
東野圭吾がますます好きになる おすすめ度
まず、最初の4編でいきなり度肝を抜かれる。
彼が"直木賞"を受賞するに至る経緯、更に受賞した際のコメントをご存知の方なら、
思わず「ここまで書いていいの?東野さん!」と言いたくなるでしょう。
しかも、これを書いたのは受賞する以前。
若干冷や汗が滲み出てきますが、しかし受賞した今だからこそ笑って読める?
中盤、少々おふざけが過ぎるかな?という作品も登場するが、
発想がとてもユーモアで奇抜なのにオチがしっかり的を得ていたりするので、
バカバカしいなぁ・・と思いながら読んでも最後は「あるある・・わかるかも」となぜか妙に納得させられてしまう。
個人的に好きなのは「シンデレラ白夜行」。
かの名作「白夜行」を童話の世界に当てはめた?話で、思いっきり"黒い"のだが、この"してやられた感"が最高に心地良い。
少々「世にも奇妙な物語」チックな雰囲気の「臨界家族」も気に入った。
実際ありそうなのでゾっとするが、いいテーマを取り上げてくれたと思う。
東野さんの作品はミステリーしか読んだことがない!という方に、
待ち合わせ時間の暇つぶしにはぜひこの1冊をお勧めしたい。
彼が"直木賞"を受賞するに至る経緯、更に受賞した際のコメントをご存知の方なら、
思わず「ここまで書いていいの?東野さん!」と言いたくなるでしょう。
しかも、これを書いたのは受賞する以前。
若干冷や汗が滲み出てきますが、しかし受賞した今だからこそ笑って読める?
中盤、少々おふざけが過ぎるかな?という作品も登場するが、
発想がとてもユーモアで奇抜なのにオチがしっかり的を得ていたりするので、
バカバカしいなぁ・・と思いながら読んでも最後は「あるある・・わかるかも」となぜか妙に納得させられてしまう。
個人的に好きなのは「シンデレラ白夜行」。
かの名作「白夜行」を童話の世界に当てはめた?話で、思いっきり"黒い"のだが、この"してやられた感"が最高に心地良い。
少々「世にも奇妙な物語」チックな雰囲気の「臨界家族」も気に入った。
実際ありそうなのでゾっとするが、いいテーマを取り上げてくれたと思う。
東野さんの作品はミステリーしか読んだことがない!という方に、
待ち合わせ時間の暇つぶしにはぜひこの1冊をお勧めしたい。
シンデレラはとってもテクニシャンらしい おすすめ度
人間の内面は、醜くて、しかも面白い!!自分をよく見せようと必死になる人間、そもそも自分のことをまったくわかってない人間。すべての女性が巨乳に見えたり、ストーカーになったり、ちょっとブラックでちょっとエッチでかなり面白い短編集。
もうひとつの大いなる助走 おすすめ度
筒井康隆の「大いなる助走」をパロったような短編が掲載されているという噂をききつけ、読んでみました。確かに、「大いなる助走」!
でも、死人は出ませんが。
文壇裏話をパロディにした作品が、とにかく楽しい。このB級的なノリと、しかしどこか真剣な批判精神が行間から滲んでいて、まさに怪作。
冒頭で登場した万年候補止まりのベテラン作家が、最後に新人賞の「選考委員」に選ばれるというくだりとその落ちは、暗澹とした気分になりました。しゃれにならない。
ブラックですね…。文壇楢山節考として読んでしまいました。
でも、死人は出ませんが。
文壇裏話をパロディにした作品が、とにかく楽しい。このB級的なノリと、しかしどこか真剣な批判精神が行間から滲んでいて、まさに怪作。
冒頭で登場した万年候補止まりのベテラン作家が、最後に新人賞の「選考委員」に選ばれるというくだりとその落ちは、暗澹とした気分になりました。しゃれにならない。
ブラックですね…。文壇楢山節考として読んでしまいました。
文壇ネタ+下ネタ+… おすすめ度
本作は、公の場では笑えないけれど、
思わずほくそ笑んでしまうという内容が詰まった短編集です。
特に目を引くのが、タイトルにも掲げたように、
まず、著者の経験を多分に踏まえたであろう、
文学賞を巡るブラック・ユーモアに満ちた4編です。
とりわけ、空気の読めない寒川センセイと熱海クンには、
著者は突き放しているようでいて、強い思い入れを抱いているようにも思えます。
次に、インディーズAVのタイトルのような、男子向きの3編の魅力も捨てがたいです。
男の悲哀を描く「インポグラ」、「ストーカー入門」ももちろんですが、
絵が浮かんで笑えたのは、何といっても「巨乳妄想症候群」でした。
主に著者のシリアスな長編小説を好んでいたのですが、
これを機に短編小説も読破していこうと思わせてくれた、
著者の引き出しの多さを如実に示す逸品です。
思わずほくそ笑んでしまうという内容が詰まった短編集です。
特に目を引くのが、タイトルにも掲げたように、
まず、著者の経験を多分に踏まえたであろう、
文学賞を巡るブラック・ユーモアに満ちた4編です。
とりわけ、空気の読めない寒川センセイと熱海クンには、
著者は突き放しているようでいて、強い思い入れを抱いているようにも思えます。
次に、インディーズAVのタイトルのような、男子向きの3編の魅力も捨てがたいです。
男の悲哀を描く「インポグラ」、「ストーカー入門」ももちろんですが、
絵が浮かんで笑えたのは、何といっても「巨乳妄想症候群」でした。
主に著者のシリアスな長編小説を好んでいたのですが、
これを機に短編小説も読破していこうと思わせてくれた、
著者の引き出しの多さを如実に示す逸品です。
会社でバカ受け おすすめ度
インポグラを、会社の弁当を食いながら話題にしたらバカ受け!
みんな、飯が食えなくなるほど、笑い転げ、笑いすぎて
腹が痛くなるほど、話した俺まで、腹が痛くなって、
日本は、平和だーなーなんて言う始末。
平和ではないのに、そんな言葉が出てしまうほど、面白い!
みんな、飯が食えなくなるほど、笑い転げ、笑いすぎて
腹が痛くなるほど、話した俺まで、腹が痛くなって、
日本は、平和だーなーなんて言う始末。
平和ではないのに、そんな言葉が出てしまうほど、面白い!

