天気の好い日は小説を書こう―ワセダ大学小説教室 (集英社文庫)
作者 三田 誠広
価格 520 円
出版社名 集英社
出版年月 2000/03
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■読者の評価     おすすめ度平均

文学部の講義を受けてみたい       おすすめ度
僕は音楽大学に通っていたので、一般的な大学でどのような講義が行われているのか、殆ど知らない。しかし、本好きのぼくにとて、文学部の講義はどのような事を行っているのか、非常に興味があった。
 この本の内容には、賛否両論いろいろあるだろう。ギャグはつまらないし、他者の作品批判は気分を悪くさせられるし、男尊女卑の発言も不快だ。けど、それらをひっくるめて、大学の講義というものはこういうものなのかという事が、知ることができた。これだけでも、充分、読むのに値する本だと思う。



下世話すぎ!       おすすめ度
内容はともかく、著者の人柄に嫌悪感を覚え、途中で放り出してしまいました。
学生相手に面白い授業をしようとしているのは分かるけれど、しょうもない冗談とかシモネタ(?)ばっかりで、「アンタ大学生をバカにしてるんちゃう?!」って思う事多々。
極めつけは面白い私小説のネタ(男女別)。女子なら『処○喪失』男子なら『初イ○ポ』って・・・。
芥川賞作家かなんか知らんけど、ただのセクハラ・アカハラ親父か?
まぁ、少し古い本なので、当時はOKだったのかもしれないけど、大学での文学教室、というイメージには程遠い現実。
あと、(笑)の連発に寒気が走りました。根暗解消のためにワザとやってんのはわかるけど、キモ〜っ!


面白い講義。       おすすめ度
ときに笑いながら、ときに頷きながら、
講義室に座っているような気持ちで読んだ。

作家になれるかなれないかは、
本人の努力と素質と運次第だと思うけれど、
努力の伴走者として、
誠実に書かれたこんなアドバイス本があるとうれしい。

同著者の「深くておいしい〜」や「書く前に読もう〜」、
「こころに効く〜」を本書に続けて読むと、
さらに理解が深まり、文学の面白さを追求できる。





おきらく文学論だけど、書いていることは正論       おすすめ度
芥川賞作家・三田誠広のワセダ大学小説講義録シリーズ第一弾。

自分的には、ちょいと物足りない感じだけど、“書き手”
という視点から、文学をとらえたことがない人にはおすすめ。

小説って、読むのも面白いけど、書くのはもっと面白いんだろうな。
趣味でいいから始めてみたいな。

タイトル通り、天気の好い日は小説が書きたくなる内容です。

特に好きな項目は、小説に小道具を用いるという話で、
作家 三浦哲郎氏の作品『拳銃』の紹介には涙がこぼれました。
心の中に抱くどうしようもない葛藤。それが文学の種に
なるんだなと思いました。

著者の三田さんは、作品の紹介がうまいというか、
自分が本当に愛し、感動した作品を紹介してくれているので、
簡単な紹介なのに「ぜひ読みたいっ!」と思わせてくれます。

ただ、個人的には第二弾の『深くておいしい小説の書き方』がお勧め。


なんというか・・・       おすすめ度
下品で最低と思いたくなる文言が多々。
伝統を重んじながら、例を出してくるのはハリウッドや西洋古典。
なぜ、評価がこんなに高いのか首をかしげる。