|
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
■読者の評価
おすすめ度平均
文章はうまいんだけどねぇ おすすめ度
デビュー作からいきなり文章の巧い作家さんなのです。この長い話をバランスをとってまとめた気力もすごいし、書いている内容も一般人が意外と知らない隣の国の話で、とてもわくわくして読みました。
でも、どうしていつもオタクなミーハー精神を全開にして、ヤオイ方面のサービスショットを入れるのでしょうか? 登場人物に萌え萌えになってきゃあきゃあ言いたい読者ばかりではありませんのに。つか、その部分がうざいので、☆一つ減点。
でも、どうしていつもオタクなミーハー精神を全開にして、ヤオイ方面のサービスショットを入れるのでしょうか? 登場人物に萌え萌えになってきゃあきゃあ言いたい読者ばかりではありませんのに。つか、その部分がうざいので、☆一つ減点。
フィクションだけど、ノンフィクション的 おすすめ度
作家自身が防衛庁ご出身ということもあり、フィクションとはいえ、ノンフィクションのような気がして夢中になった。これを読んでから、この作家が出している本は必ず読んでいるが、裏切られることはない。作品には作家のその時その時の思いが集約され、登場人物たちは常に憑かれたように情熱的で、悲哀に満ちている。プラチナビーズが何を示しているのかを知ったときには、やはりアジアの一員である日本人であることに対して、じっと考えてしまった。
最高のエンタテイメントの中にこそ、考えさせられるものがある。 おすすめ度
ジャンル分けすると「スパイ小説」になるんでしょうか。
スパイ小説・・・国家間の複雑な政治的問題が軸となり、およそ人間味のないスーパーマンのような主人公が活躍し(007くらいになると爽快ですが)、最後は予想通りめでたしめでたしで終了する・・・私はあまり好きになれない分野です。
でも!!この小説はスパイ小説でありながら、その定石をまったく踏襲していません。
軸となる北朝鮮の背景は判りやすく簡明に描かれ、登場人物たちは個性的で人間味にあふれ(一人、敵方の謎の人物は眉目秀麗な少女漫画的キャラだけど、それもポジションに合ってて嫌味がない)、ストーリーもどこに向かいどう転がるのか、ページを繰る手を止められません。
特にこの手の国際事情を織り込んだ小説は、やたら日本人の意識改革を叫んでいたり、啓蒙しようとする文章が多くてうんざりするのですが、「北朝鮮の飢餓と日本の飽食」を描きながら、そういった押し付けがまさが全くありません。
するりと物語の中にそういったものを紛れ込ませ、読者に自ら考えさせる、「エンタテイメントの中にある訓え」となっていると思います。
読了後、「プラチナ・ビーズ」というタイトルの意味を、かみ締めずにはいられないはずです。
「あーおもしろかった!」と読み捨てるだけで終わらない物語です。小説として一級品ではないでしょうか。
スパイ小説・・・国家間の複雑な政治的問題が軸となり、およそ人間味のないスーパーマンのような主人公が活躍し(007くらいになると爽快ですが)、最後は予想通りめでたしめでたしで終了する・・・私はあまり好きになれない分野です。
でも!!この小説はスパイ小説でありながら、その定石をまったく踏襲していません。
軸となる北朝鮮の背景は判りやすく簡明に描かれ、登場人物たちは個性的で人間味にあふれ(一人、敵方の謎の人物は眉目秀麗な少女漫画的キャラだけど、それもポジションに合ってて嫌味がない)、ストーリーもどこに向かいどう転がるのか、ページを繰る手を止められません。
特にこの手の国際事情を織り込んだ小説は、やたら日本人の意識改革を叫んでいたり、啓蒙しようとする文章が多くてうんざりするのですが、「北朝鮮の飢餓と日本の飽食」を描きながら、そういった押し付けがまさが全くありません。
するりと物語の中にそういったものを紛れ込ませ、読者に自ら考えさせる、「エンタテイメントの中にある訓え」となっていると思います。
読了後、「プラチナ・ビーズ」というタイトルの意味を、かみ締めずにはいられないはずです。
「あーおもしろかった!」と読み捨てるだけで終わらない物語です。小説として一級品ではないでしょうか。
厚みで手が痺れた おすすめ度
北朝鮮、アナリスト、経済、などの単語が出るせいで難しげな本なのか
と思っていましたが、少年漫画を読むのと同じおもしろさを感じまし
た。はじめの方は謎が多い上に、およそ関係のなさそうな事柄の描写が
続くような気がしてやや退屈でしたが、これらの伏線が活きてくる中盤
以降は目が離せなくなりました。プラチナビーズというタイトルの意味を
知る頃にはすっかり魅了され、次巻の「スリーアゲーツ」も続けて読み
ました。
「パーフェクトクォーツ」「ソウルキャッツアイ」が発売されるのを
心待ちにしています。
と思っていましたが、少年漫画を読むのと同じおもしろさを感じまし
た。はじめの方は謎が多い上に、およそ関係のなさそうな事柄の描写が
続くような気がしてやや退屈でしたが、これらの伏線が活きてくる中盤
以降は目が離せなくなりました。プラチナビーズというタイトルの意味を
知る頃にはすっかり魅了され、次巻の「スリーアゲーツ」も続けて読み
ました。
「パーフェクトクォーツ」「ソウルキャッツアイ」が発売されるのを
心待ちにしています。
北朝鮮の飢餓はどれ程のものなのか? おすすめ度
文庫に書き下ろしの短編が入っている。これを読んでも解明されない謎があったので私は星4つに留めた。人物は2/3がなんてことなく男前で、一人は男前ではないがキャラクターがたっている。色々書くと大筋に触れてしまいそうで書けないというのが本音である。と、いうことで一部のシーンで話しを進めようと思う。北朝鮮の飢餓である。プロローグで男が子供と出会う。日本では考えられない程、何一つない家(はたしてコレを家といえるのか疑問である)で出会う。<身体の上には薄く雪が積もっている。払い落とすのも大儀なのか、積もるにまかせたまま、子供は死んだように寝ていた。>男が見た子供の状態である。私たちに飢餓はない。日本は本当に富んだ国である。ここまでになる前に必ず誰かが助けてくれるだ!ろう。親しい友人が一人いればいい。たった一人いるだけで例えこの状況に陥ったとしても、そこから脱することが出来るはずだ。けれども、それは日本だからであるように思う。日本は恵まれすぎている。北朝鮮は本当にこれ程餓えているのか?村一つ、否!もっと沢山の村がこんな状況なのか?私は何一つ知らない。知ろうとしたことがなかった。でも興味がわいてきた。まずはこの文庫の最終ページにある参考文献「北朝鮮からの亡命者 60人の証言」を読んでみることにする。

