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■読者の評価
おすすめ度平均
ヒリヒリする おすすめ度
ある意味、無防備な作品。それが欠点でもあり、魅力でもある。
最高傑作 おすすめ度
中山可穂さんの最高傑作です。
この方の作品はすべて読んでいますが、これにまさるものはなく、またこれを読めば、中山さんのすべてがわかります。
自分しか書けない作者が、自分をきっちり書いた自分小説。
何回読んでも、何回読んでも、また読みたくなる作品でした。
この方の作品はすべて読んでいますが、これにまさるものはなく、またこれを読めば、中山さんのすべてがわかります。
自分しか書けない作者が、自分をきっちり書いた自分小説。
何回読んでも、何回読んでも、また読みたくなる作品でした。
良くも悪くも おすすめ度
良くも悪くも大変わがままな作風である。中山氏の作品に登場する人物はいつも自己中心的で、思いこみが激しく、気性が荒い。触れたら切れそうな鋭いナイフのようで、他者を寄せ付けないところがある。しかし、その生き方の激しさゆえに読み手を惹きつけてやまないのもまた事実だろう。
私もそんな読者のひとりではあるが、今回本作を読んで、この作品の前作「猫背の王子」を読んだ時よりもミチルのわがままさに辟易すらしてしまった。単に私の求めるものが変わってしまったからだろうか?ミチルによりひたむきで熱い生き方を求める一方で、いい加減にすれば?と語りかけてしまう自分もいた。なんだかミチルがわざと世間に背を向けて生きているような気がして…。
ストーリー展開に関して言えば、登場人物たちを著者の思いのままに動かすために、まるでとって付けたような少々“ご都合主義”の箇所が目立ち、気にせざるを得なかった。
著者の最近の作品もこういったスタンスのままなのは否めないだろう。中山さんは、こんなふうにしか生きられない人なのかな。そんなふうに感じながらも、結局は読んでしまうのだけれど。
私もそんな読者のひとりではあるが、今回本作を読んで、この作品の前作「猫背の王子」を読んだ時よりもミチルのわがままさに辟易すらしてしまった。単に私の求めるものが変わってしまったからだろうか?ミチルによりひたむきで熱い生き方を求める一方で、いい加減にすれば?と語りかけてしまう自分もいた。なんだかミチルがわざと世間に背を向けて生きているような気がして…。
ストーリー展開に関して言えば、登場人物たちを著者の思いのままに動かすために、まるでとって付けたような少々“ご都合主義”の箇所が目立ち、気にせざるを得なかった。
著者の最近の作品もこういったスタンスのままなのは否めないだろう。中山さんは、こんなふうにしか生きられない人なのかな。そんなふうに感じながらも、結局は読んでしまうのだけれど。
是非続きを おすすめ度
猫背の王子の続編ですが、前作を読んでなくても大丈夫。後書きか何かにいつか続きを書きたいと書かれていますが、何年先でも良いのでいつか読みたい。
王寺ミチルに再び恋をする おすすめ度
相変わらずミチルは強烈な個性を放って読者を虜にしてくれます。
デビュー作の「猫背の王子」のようなドライブ感はやや抑え気味になっていますが、中山可穂作品の特徴である印象的な言葉や文章がいたるところでサラッと現れ、そのたびに心をわしづかみにされなかなか次の文章へ進めません。
あまりのつらさに何度もページをめくる手が止まります。
そして心を落ち着けてから、覚悟を決めてから、また再び読み始めます。
このつらさこそ、まさに中山可穂文学の醍醐味ですね。
今回も王寺ミチルに泣かされ、惚れさせられ、引きずり込まれ、連れ回され、完膚無きまでに叩きのめされます。
でもそれがまた快感だったり(笑
いま王寺ミチルはどこで何をしているのでしょうね。
早く三作目でさらに魅力的になったミチルに再会したいです。
デビュー作の「猫背の王子」のようなドライブ感はやや抑え気味になっていますが、中山可穂作品の特徴である印象的な言葉や文章がいたるところでサラッと現れ、そのたびに心をわしづかみにされなかなか次の文章へ進めません。
あまりのつらさに何度もページをめくる手が止まります。
そして心を落ち着けてから、覚悟を決めてから、また再び読み始めます。
このつらさこそ、まさに中山可穂文学の醍醐味ですね。
今回も王寺ミチルに泣かされ、惚れさせられ、引きずり込まれ、連れ回され、完膚無きまでに叩きのめされます。
でもそれがまた快感だったり(笑
いま王寺ミチルはどこで何をしているのでしょうね。
早く三作目でさらに魅力的になったミチルに再会したいです。

