碧空 (集英社文庫)
作者 長野 まゆみ
価格 420 円
出版社名 集英社
出版年月 2002/08
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■読者の評価     おすすめ度平均

よかったです       おすすめ度
凛一シリーズ第二弾。凛ちゃんの好きな氷川さんが京都に行ってしまい、身体とココロを持て余す凛ちゃんのまえに、陰りを帯びた上級生、有沢が現れる…通っている男子校の写真部室でキスをされモデルに誘われた凛ちゃんは、被写体になると返事をしてしまう…この巻からは男の子同士の関係が段々ドロドロしてくるのですが、彼らのビジュアルのせいか、透明感あふれる爽やかな少年たちの世界が広がっています。ラストで、凛ちゃんが氷川さんのTシャツの袖を引っ張るところはもう溜め息しかでません…きれいです。


凛一シリーズ第二作。       おすすめ度
京都の大学へ進学した氷川と、東京で暮らす凛一。その凛一の前に、陰のある生徒・有沢が現れ、凛一の心が乱されて行く2巻です。これは写真が根底に流れてて、その中の『フォルム』と言うのがキーワードになっています。主人公の凛一が大人びた性格を負わされているからか、このシリーズはひっそりとした静けさが漂っていて、和の佇まいと言うか、それが日本文化の耽美性、陰翳礼賛のような密やかさと、蚊帳や香と言った小物使いの憧憬と言ったものが、上手く組み合わされていて、それらが時折見せる凛一の激しさを印象的に残します。その対比も読んでいて気持ちが良いです。従弟の正午など出番が増え、話の展開も面白いのですが、こんな一族実際にいたら結構イヤかも?と思えたりもします。


お気に入りです。       おすすめ度
とても静かな雰囲気で、切なくて、大好きな作品です。
1作目の続編ですが、この本のみでも十分楽しんで読めると思います!
是非読んでみて下さい。お勧めです!


古風ゆえに艶めかしい文体       おすすめ度
華道の家元を継ぐ高校生・凛一はフットボール部の大学生・氷川を想っている。氷川はノーマルだが柔軟に凛一とつきあってくれる。凛一と彼をとりまく
いとこたちや同級生のそれぞれの想いが交わりあう青春小説。

凛一は大事に想ってくれる人たちがいて幸せだと思う。本人は煩わしそうにしているけど、両親に早別して孤独な凛一は他人の好意を素直に受けられないのかな。姿がきれいでか弱い凛一のような人は私のあこがれでもある。
読む側がわかってないと理解できないところがあるのでもう少し読者に解り易くしてほしい。意味がわかんないところがあった。