|
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
■読者の評価
おすすめ度平均
バカヤロウなぐらいハードボイルドな奴ら おすすめ度
Wikipediaによると、ハードボイルド(hardboiled)とは、感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情な、(精神的・肉体的に)強靭な、妥協しない、などの人間の性格を表す言葉となる。文芸用語としては、反道徳的・暴力的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいい、アーネスト・ヘミングウェイの作風などを指す。また、ミステリの分野のうち、従来の思索型の探偵に対して、行動的でハードボイルドな性格の探偵を登場させ、そういった探偵役の行動を描くことを主眼とした作風を表す用語として定着した。
この書はハードボイルドでいいのだろう。というより出てくる奴、出てくる奴皆ばかやろうなぐらいハードボイルドだ。
主人公は言うまでもない。百舌も然り、大杉も然り、明星も、都城もそうだろう。クールだ。
その個性が、著者の緻密なシナリオの中で自在に動き回る。著者の本を読むのはこれが始めてである。シナリオがしっかりしており、かつ、どんでん返しの連続、読むもののちょっこっと先を常に行く。あまり突飛だとついていけないのだが著者はそのさじ加減を知悉しているのだろう。そのためストーリーに委ねられながら、驚き、気付きが続く。
読んだ後自分が何かハードボイルドになった気がする。何か物事をクールで見ているような。それが優れたハードボイルドだと思う。
この書はハードボイルドでいいのだろう。というより出てくる奴、出てくる奴皆ばかやろうなぐらいハードボイルドだ。
主人公は言うまでもない。百舌も然り、大杉も然り、明星も、都城もそうだろう。クールだ。
その個性が、著者の緻密なシナリオの中で自在に動き回る。著者の本を読むのはこれが始めてである。シナリオがしっかりしており、かつ、どんでん返しの連続、読むもののちょっこっと先を常に行く。あまり突飛だとついていけないのだが著者はそのさじ加減を知悉しているのだろう。そのためストーリーに委ねられながら、驚き、気付きが続く。
読んだ後自分が何かハードボイルドになった気がする。何か物事をクールで見ているような。それが優れたハードボイルドだと思う。
やめられませんでした。 おすすめ度
すごい!ハードボイルドとはこの事!筆者のあとがきも良かったです。そんなに時間かかったなら、もう一度読んでみようかと思います。最初からぐんぐん話しにのめりこんでしまいますよ!
すごい… おすすめ度
逢坂さんの作品は初めて読みましたが、とても面白かったです。
登場人物のキャラクターも個性的でしたし、ストーリーは現実的では
ないかも知れませんが、最後まで一気に読んでしまう魅力があります。
しかし、とにかく驚いたのは、本文が小さい章に分けられていて、
それは公安側と百舌側の視点が入れ替わるということ以外の効果を
もたらしていて読むと混乱をするのですが、最後までたどり着くと、
『うおーーーそういうことだったのかーーーー!!!』
と、感嘆させられます。一読した後に、その法則に則って読み直すと、
ストーリー自体はこんなにあっさりしたものだったのかと思うくらい
です。それくらい、その効果は絶大でした。
登場人物のキャラクターも個性的でしたし、ストーリーは現実的では
ないかも知れませんが、最後まで一気に読んでしまう魅力があります。
しかし、とにかく驚いたのは、本文が小さい章に分けられていて、
それは公安側と百舌側の視点が入れ替わるということ以外の効果を
もたらしていて読むと混乱をするのですが、最後までたどり着くと、
『うおーーーそういうことだったのかーーーー!!!』
と、感嘆させられます。一読した後に、その法則に則って読み直すと、
ストーリー自体はこんなにあっさりしたものだったのかと思うくらい
です。それくらい、その効果は絶大でした。
巧みに構成された、てんこ盛りな話。 おすすめ度
殺し屋、爆弾テロ、記憶喪失、公安、極右団体、・・・のキョウダイ、復讐、と、詰めこみすぎとも思える要素が、抜群の構成力で、ビシッと1000ピースパズルのように決まってます。
完成した絵が見えた時の満足度は、折り紙つき。ラストで、「冒頭のあれはこれだったのか!」とうなってください。
展開も次々と話が転がり飽きさせないので、一気に読めます。止められなくなるので、寝しなには読まないほうが。
ただ、ある意味荒唐無稽なので、現実的な警察小説などが好きな方はしらける部分もあるかもしれません。
完成した絵が見えた時の満足度は、折り紙つき。ラストで、「冒頭のあれはこれだったのか!」とうなってください。
展開も次々と話が転がり飽きさせないので、一気に読めます。止められなくなるので、寝しなには読まないほうが。
ただ、ある意味荒唐無稽なので、現実的な警察小説などが好きな方はしらける部分もあるかもしれません。
騙りの名作 おすすめ度
「百舌」は殺し屋の名前。冒頭で「百舌」の兄が能登半島で殺されるシーンが描かれる。一方、東京で殺し屋「百舌」が係わる事件が描かれる。
しかし、読み進めて行くうちに「百舌」に関する描写に対する違和感が読者を襲う。東京の事件よりも、「百舌」の兄の虐殺に係わる真相と「百舌」自身の正体が興味の焦点となる。明かされる真相は、「シャーロック・ホームズの生還」を思わせる苦しい場面もあるが、語りのテクニックが充分活かされ、読者に心地良い驚きを与えてくれる。
日本ミステリの「騙しの名作」と言うと必ず挙げられる程の騙りの名作。
しかし、読み進めて行くうちに「百舌」に関する描写に対する違和感が読者を襲う。東京の事件よりも、「百舌」の兄の虐殺に係わる真相と「百舌」自身の正体が興味の焦点となる。明かされる真相は、「シャーロック・ホームズの生還」を思わせる苦しい場面もあるが、語りのテクニックが充分活かされ、読者に心地良い驚きを与えてくれる。
日本ミステリの「騙しの名作」と言うと必ず挙げられる程の騙りの名作。

