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■読者の評価
おすすめ度平均
意識と心でできた世界 おすすめ度
ダロウェイ夫人=クラリッサが、とある晴れた日に、お茶会を開催する。
そのロンドンの、たった一日の物語。
「意識の流れ」という手法は、名前は聞いたことはあったが、実際に読んだのは、本作がはじめてだった。(ジョイスやプルーストはハードルが高い)
まるでバトンを手渡していくように、意識の主体はさまざまな人に流れ、現在も過去もないまぜになって語られる。
色とりどりの糸が、交互にかさなって、一枚のタペストリーを作るような構成。
はじめは何のことだか分からない。読みにくくて投げ出したくなる。
だが読み進めていくうちに、模様がだんだん見えてくる。
思いもよらないところでつながって、ひとつの流れに集約されていくのがおもしろい。
やや読みにくい印象を受けるが、慣れればゆったりとした流れを堪能できる。
個人的に、ピーター・ウォルシュのキャラクターがいい。
なんだかんだと文句や理論を述べながら、クラリッサに恋をしている姿が好ましく思える。
人間や世界を、外側からではなく、内側からのぞいてみるおもしろさ。
意識と心だけでできた世界に、ゆらりと流れてみては。
そのロンドンの、たった一日の物語。
「意識の流れ」という手法は、名前は聞いたことはあったが、実際に読んだのは、本作がはじめてだった。(ジョイスやプルーストはハードルが高い)
まるでバトンを手渡していくように、意識の主体はさまざまな人に流れ、現在も過去もないまぜになって語られる。
色とりどりの糸が、交互にかさなって、一枚のタペストリーを作るような構成。
はじめは何のことだか分からない。読みにくくて投げ出したくなる。
だが読み進めていくうちに、模様がだんだん見えてくる。
思いもよらないところでつながって、ひとつの流れに集約されていくのがおもしろい。
やや読みにくい印象を受けるが、慣れればゆったりとした流れを堪能できる。
個人的に、ピーター・ウォルシュのキャラクターがいい。
なんだかんだと文句や理論を述べながら、クラリッサに恋をしている姿が好ましく思える。
人間や世界を、外側からではなく、内側からのぞいてみるおもしろさ。
意識と心だけでできた世界に、ゆらりと流れてみては。

