スタンド・バイ・ミー
作者 小路 幸也
価格 1,575 円
出版社名 集英社
出版年月 2008/04
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■読者の評価     おすすめ度平均

LOVEだよね〜       おすすめ度
東京バンドワゴンシリーズ第3弾。
東京の下町にある明治から続く古本屋&カフェ“東京バンドワゴン”に持ち込まれる小さな謎を、そこの四世代同居の家族や家族を取り巻く心優しい人たちが解決していくお話。

とにかく安心して読める。
なんていうか、昔の“寺内貫太郎一家”とか、“時間ですよ!”みたいな雰囲気。

出てくる人たちがみーーーんないい人。
で、ちょっと都合いいんじゃない?ってとこもあるけど、ハッピーエンドはお約束。

一番好きな登場人物は、東京バンドワゴンの堀田家のお父さん、我南人。
「伝説のロックンローラー」なんだけど、これってモロ内田裕也だよね?って感じのお父さん。
これがいいのだ。
「LOVEだよね〜」が決まり台詞。
いろんなことの判断基準が “それはLOVEなのかなぁ?”ってとこにある。
我南人が語るといい感じなのだ。

とりあえずまだまだ続きそうな感じなのでうれしい。


『シェーン!カムバーック!!』みたい‥!? 藤島が、えらくカッコいい。       おすすめ度
 古い東京の風情を残す、下町の“古本屋”「東京バンドワゴン」のシリーズ第3作。
 まるで往年のホームドラマを観るような、ほのぼの家族の助けあい、信じあいが心に沁みる。
 前作の続きで、堀田家の新たな一年が描かれているが、一作ごとにそれぞれ結末がついているので、
この作品だけを読んでもついていけない、ということはないだろう。
 もちろん、最初から読んだ方が季節感や登場人物の気持ちの動きが感じられるので、第一作から
読まれることをオススメするが‥。
 このシリーズ、当主の勘一以下、四世代にまたがるワケあり家族の何かと事件に巻き込まれる日常に
非日常を感じるところが、読者としては面白さのツボなのか‥。
 作者が次第に風呂敷を拡げつつあって、「おいおい、そこまでやるのかい。」とも思うが、読んでいて
楽しいから、それでいいのだろう。
次作も期待。


大家族活劇でもって「日常の謎」を展開       おすすめ度
テレビドラマのような大家族活劇でもって
「日常の謎」を展開する離れ業。
第三巻であるからか、だんだんと推理物から
連続テレビ小説のようになってきたきらいもある。
しかし作者の手を離れたかのように、
キャラクターが生き生きと自主的に動き出している姿は
読んでいて本当に心地良い。

本巻でもって短編12作、テレビドラマワンクール分。
今一番映像化して欲しい作品である。
その場合のキャストを妄想するのも楽しい。
もちろん続編も楽しみであるが。


ほんわか堀田家の物語       おすすめ度
待ちに待った『東京バンドワゴン』シリーズ第3作目。東京下町の古本屋&カフェ「東京バンドワゴン」で繰り広げられる春夏秋冬。さて今回は、どんな1年の堀田家なのでしょう!?★このシリーズが好きなのは亡き祖母サチさんの語り口です。この語り口が、物語を一段とほんわかとさせた物としていて読んでいて安心感があります。★今回も賑やかな堀田家。そんな一家に持ち込まれた古本から物語はスタートします。ちょっぴりミステリーです。登場人物達がイキイキとしていた本当にこいいう一家が昭和の前半にはあったような気がしてしまう。このレトロな感じが、やっぱりいいですね!!


やっぱり、LOVEだねぇ〜。       おすすめ度
LOVEだねぇ〜。

待ってました、の新作です。
今回も堀田家には様々な問題が持ち込まれます。
が、
この堀田家には
そんな問題も、たいしたことではないんですよね。
家族の絆の強さ、
それをしっかり思い起こさせる作品です。

何よりも語り手のサチさんからいいですよね。
亡くなった後も、家族のことが心配で
時々入れる我南人へのツッコミもLOVEがこもってます。

さて、今回は青の出生の秘密を嗅ぎまわられたり、
かなりの危機的場面もあるんですけど、
しっかり乗り越えていってます。
その時の青の言葉にグッときました。
いつか池沢さんと親子の対面をして欲しいな、と思います。

今回、いつも影が薄い(?)紺がメインになったり、
色々活躍してます。
すずみさんも古本屋として凄みが出てきちゃうし、
真奈美さんの恋物語や
新しい登場人物。
本当に読んでいて心がほっかりする作品でした。