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■読者の評価
おすすめ度平均
オールオッケーで! おすすめ度
ひっさびさの大ヒットです。
今までにない流れるような怒濤の文体と、ストーリーのベースにある前向きでまっとうな感じにすっかりやられちゃいました。
登場人物たちの言葉遣いが汚かったり、多少グロい場面もあったりしたけど、でも、根底は暖かいかんじです。
読後感はすごくいい。
『自分』とか『自我』とか『本質』とか『存在』なんてことは、どーでもいいのだ。
そんなのわかんなくても、疑わしくても、もしくはなくてもいい。
そんなのなくても私はこうして生きて、家族と暮らしたり、好きな人のこと思ったり、意味ないことでケンカしたり、好きでもない人とエッチして虚しくなったり、いろんなことがあって、いろんなことを楽しいと思ってる気持ちは本当だから、だから結局オールオッケー。問題なし。
ってかんじの本でした。
しばらく舞城王太郎にハマるかも。
今までにない流れるような怒濤の文体と、ストーリーのベースにある前向きでまっとうな感じにすっかりやられちゃいました。
登場人物たちの言葉遣いが汚かったり、多少グロい場面もあったりしたけど、でも、根底は暖かいかんじです。
読後感はすごくいい。
『自分』とか『自我』とか『本質』とか『存在』なんてことは、どーでもいいのだ。
そんなのわかんなくても、疑わしくても、もしくはなくてもいい。
そんなのなくても私はこうして生きて、家族と暮らしたり、好きな人のこと思ったり、意味ないことでケンカしたり、好きでもない人とエッチして虚しくなったり、いろんなことがあって、いろんなことを楽しいと思ってる気持ちは本当だから、だから結局オールオッケー。問題なし。
ってかんじの本でした。
しばらく舞城王太郎にハマるかも。
三十のおっさんがかいてるとこがうける おすすめ度
最初のほうは普通の高校生活をがんばってかいてるなというかんじでつまんなかったが、その後はどーでもいい(簡潔でない)いいまわしがうざくて読んでないwでもがんばってるなと感心しただから星五
ぶっとんでる? おすすめ度
三島由紀夫の女生徒の読み替えらしいですね。過去の名作、映画、技法のオンパレード、俗に言う解体、再構成ってやつです。文体は現代風というかどっかの掲示板風です。
ネタ元がわかる人には、賞をあげやすい作品だと思います。
しかし形だけまねてるだけですから、内容がスッカスカです。元ネタがわからない人には、ぶっ飛んでるように感じるのかもしれませんね。それからこれが新しい文学というひとに質問があります。その定義は技法だけですか?その技法すらどこにでもあるような気がしますが。
でもそんなに目くじら立てることないか、ライノベだし。
純文学や新しい文学を期待している人は読まないほうがいいと思います。それからネットで有名な掲示板をみて嫌悪感を催す人も。
ネタ元がわかる人には、賞をあげやすい作品だと思います。
しかし形だけまねてるだけですから、内容がスッカスカです。元ネタがわからない人には、ぶっ飛んでるように感じるのかもしれませんね。それからこれが新しい文学というひとに質問があります。その定義は技法だけですか?その技法すらどこにでもあるような気がしますが。
でもそんなに目くじら立てることないか、ライノベだし。
純文学や新しい文学を期待している人は読まないほうがいいと思います。それからネットで有名な掲示板をみて嫌悪感を催す人も。
舞城王太郎の代表作 おすすめ度
『阿修羅ガール』です。
第16回三島賞受賞作ということで、舞城王太郎の代表作といえるでしょう。
女子高生の一人称、文章全体が口語です。改行も少ないですが、勢いよく読めます。本はそこそこ厚いのですが一気に進みます。ただし、クセが強いので好みは分かれそうです。
展開は色々事件がめまぐるしく起きて退屈しません。
荒唐無稽な事件の連続の中で、2ちゃんねるを髣髴とさせる天の声が、妙に生々しかったです。
終盤の森のシーンが、なんとなく浮いて感じます。でもここがあるからこそ、本作はエンターテインメントではなく純文学というカテゴリになんとか入っているのではないでしょうか。
まあ、好き嫌いは読者次第として、舞城という作家が良くも悪くも特異な才能の持ち主であることは間違いないのではないでしょうか。舞城作品の中で、その独特さが端的に表れているのが本作だと思います。
短篇「川を泳いで渡る蛇」が併録されています。
第16回三島賞受賞作ということで、舞城王太郎の代表作といえるでしょう。
女子高生の一人称、文章全体が口語です。改行も少ないですが、勢いよく読めます。本はそこそこ厚いのですが一気に進みます。ただし、クセが強いので好みは分かれそうです。
展開は色々事件がめまぐるしく起きて退屈しません。
荒唐無稽な事件の連続の中で、2ちゃんねるを髣髴とさせる天の声が、妙に生々しかったです。
終盤の森のシーンが、なんとなく浮いて感じます。でもここがあるからこそ、本作はエンターテインメントではなく純文学というカテゴリになんとか入っているのではないでしょうか。
まあ、好き嫌いは読者次第として、舞城という作家が良くも悪くも特異な才能の持ち主であることは間違いないのではないでしょうか。舞城作品の中で、その独特さが端的に表れているのが本作だと思います。
短篇「川を泳いで渡る蛇」が併録されています。
読点の少なさはトパーズの村上龍並 おすすめ度
舞城の文体は饒舌だ。
密度が濃いというか肺活量が多いというか、とにかく饒舌。
息継ぎせず一気に喋ってる感がある。
初の女子高生一人称語りだが違和感は全然感じなかった。
主人公・愛子の豪快さとナイーブさが隣り合わせの暴走っぷりは痛快だし
バスタブの中でイマジナリーフレンドと会話し際限なく妄想膨らませるのが笑える。
(おま、刑務所で出産までいくのかよ!と)
ネットの書き込みを延々抽出していくシーンなどは臨場感たっぷりで引き込まれる。
この時愛子がとる一見矛盾した行動も「ありそうだなー」と実感。
阿修羅ガールには奇妙な生々しさがある。
グルグル魔人を名乗る猟奇殺人鬼に三つ子の子供を殺された夫婦が
白昼堂々公園で性行為に及ぶ場面を目撃した愛子はこう思う。
「あの夫婦の間に、三つ子を無残に失ったことで、新しい形の性的関係が生まれたのかな、と。深い哀しみを包み込むような形で。子供の死を前提とするような形で。言葉はやな感じに響くけど、子供の殺害という辛さを利用するような形で」
「最悪だ。
人間の性欲なんて、ホント最悪」
しかしその最悪なものから自分たちが生まれてくると愛子はちゃんとわかってる。
また愛子の片思いの相手である陽治は、失踪した同級生の情報を積極的に求めながら心中を吐露する。
「エチオピアの難民助けるためにとかは俺、汗かく気になんねーけど、同じクラスの奴が誘拐されてなんか酷い目に遭ってるなら、俺、心配するし、なんか動くよ。普通じゃん?」
こういうのってだれもが思ってても悪者扱いされるのが嫌で言わないことだよなー
うやむやに流しちゃうことだよなー。
けれど舞城は直視するのが忌まわしく醜悪な人間の側面や欺瞞偽善をこれでもかと抉り出す。
そして「この最悪なものがあるからこそ俺たちは生きてけるんだ!」と叫んでるようだ。
えぐい。
でも面白い。
だからやめられない。
密度が濃いというか肺活量が多いというか、とにかく饒舌。
息継ぎせず一気に喋ってる感がある。
初の女子高生一人称語りだが違和感は全然感じなかった。
主人公・愛子の豪快さとナイーブさが隣り合わせの暴走っぷりは痛快だし
バスタブの中でイマジナリーフレンドと会話し際限なく妄想膨らませるのが笑える。
(おま、刑務所で出産までいくのかよ!と)
ネットの書き込みを延々抽出していくシーンなどは臨場感たっぷりで引き込まれる。
この時愛子がとる一見矛盾した行動も「ありそうだなー」と実感。
阿修羅ガールには奇妙な生々しさがある。
グルグル魔人を名乗る猟奇殺人鬼に三つ子の子供を殺された夫婦が
白昼堂々公園で性行為に及ぶ場面を目撃した愛子はこう思う。
「あの夫婦の間に、三つ子を無残に失ったことで、新しい形の性的関係が生まれたのかな、と。深い哀しみを包み込むような形で。子供の死を前提とするような形で。言葉はやな感じに響くけど、子供の殺害という辛さを利用するような形で」
「最悪だ。
人間の性欲なんて、ホント最悪」
しかしその最悪なものから自分たちが生まれてくると愛子はちゃんとわかってる。
また愛子の片思いの相手である陽治は、失踪した同級生の情報を積極的に求めながら心中を吐露する。
「エチオピアの難民助けるためにとかは俺、汗かく気になんねーけど、同じクラスの奴が誘拐されてなんか酷い目に遭ってるなら、俺、心配するし、なんか動くよ。普通じゃん?」
こういうのってだれもが思ってても悪者扱いされるのが嫌で言わないことだよなー
うやむやに流しちゃうことだよなー。
けれど舞城は直視するのが忌まわしく醜悪な人間の側面や欺瞞偽善をこれでもかと抉り出す。
そして「この最悪なものがあるからこそ俺たちは生きてけるんだ!」と叫んでるようだ。
えぐい。
でも面白い。
だからやめられない。

