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■読者の評価
おすすめ度平均
引き込まれる妖しい世界。 おすすめ度
秀頼が生まれてから、誰もおとづれなくなった聚楽第。
その地下にソレは存在した。
錬金窟。
その謎を探る蜂須賀党と服部党。
謎を握る異端審問。
引き込まれるような妖しい世界です。
何故、秀吉は秀次の妻妾までも皆殺しにしたか?
何故、家康は豊臣家を滅ぼしたか?
ありえないけれども、どこか納得してしまう。
夢のような話です。
その地下にソレは存在した。
錬金窟。
その謎を探る蜂須賀党と服部党。
謎を握る異端審問。
引き込まれるような妖しい世界です。
何故、秀吉は秀次の妻妾までも皆殺しにしたか?
何故、家康は豊臣家を滅ぼしたか?
ありえないけれども、どこか納得してしまう。
夢のような話です。
間然することない傑作伝奇 おすすめ度
いやあ驚いた。大傑作ではないか。本書で描かれるのは、信長、秀吉、家康の三人の覇王の歴史である。それが壮大に、幻想的に、エキサイティングに描かれる。
荒唐無稽という言葉が、これほどぴったり当てはまる作品はめすらしい。いやいや、これは褒めているのであって、決してけなしているのではない。作者の術中に見事にはめられてしまった。
この作者なかなかの巧者で、本書の構成もおもしろい。この本、文庫で700ページを越えるという長大な作品なのだが、その5分の1を占める序章と第一章はことごとく伏線の集合体として描かれているのだ。しかし、それがめっぽうおもしろい。読者の興をつなぎ、あきさせることなく本筋へと導く手腕
はたいしたものだ。
歴史的事実と伝奇的要素を結びつける新解釈も、まことに鮮やか。事実だけが残っている様々な出来事について、その裏に隠された真実を描いてみせるところなど、あの山田風太郎の手並みを思わせる。
とにかく、本書は伝奇小説の傑作として永遠に記憶に残ることになるだろう。国枝史郎の「神州纐纈城」の再来などとオビに書かれているが、いやいや本書のほうが上でしょう。燃える城のプロローグから
家康が死の床でつぶやく鮮やかなラスト一行の一言まで、間然することのない傑作である。
荒唐無稽という言葉が、これほどぴったり当てはまる作品はめすらしい。いやいや、これは褒めているのであって、決してけなしているのではない。作者の術中に見事にはめられてしまった。
この作者なかなかの巧者で、本書の構成もおもしろい。この本、文庫で700ページを越えるという長大な作品なのだが、その5分の1を占める序章と第一章はことごとく伏線の集合体として描かれているのだ。しかし、それがめっぽうおもしろい。読者の興をつなぎ、あきさせることなく本筋へと導く手腕
はたいしたものだ。
歴史的事実と伝奇的要素を結びつける新解釈も、まことに鮮やか。事実だけが残っている様々な出来事について、その裏に隠された真実を描いてみせるところなど、あの山田風太郎の手並みを思わせる。
とにかく、本書は伝奇小説の傑作として永遠に記憶に残ることになるだろう。国枝史郎の「神州纐纈城」の再来などとオビに書かれているが、いやいや本書のほうが上でしょう。燃える城のプロローグから
家康が死の床でつぶやく鮮やかなラスト一行の一言まで、間然することのない傑作である。

