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■読者の評価
おすすめ度平均
最後の一行 おすすめ度
私をシミタツファンにした一冊。
志水辰夫の不朽の名作である。
出来るなら、講談社文庫版を手に入れて、最後の一行どちらがいいか
読み比べて欲しい。
ちなみに私は、講談社版のほうが好きです。
志水辰夫の不朽の名作である。
出来るなら、講談社文庫版を手に入れて、最後の一行どちらがいいか
読み比べて欲しい。
ちなみに私は、講談社版のほうが好きです。
人間の価値観とは? おすすめ度
主人公は、双葉海運の社長「長岡知巳」。
実弟の乗り組んだ船の沈没に疑問を感じ、その謎を解明しようとし、国家権力に追われる身となります。
特攻艇震洋の基地跡に暮らし慰霊碑の墓守をする「花岡康四郎」、恋人「理恵」と共に闘う様子がテンポ良くスリリングに描かれており、途中で読むのを止められなくなります。
月並みな表現になりますが、状況設定・人物描写・物語の展開・心理描写どれをとっても傑作だと思います。
逃れるチャンスがあったにも関わらず、それを潔しとせずに立ち向かった「長尾知巳」が拘った人間の価値とは何だったのでしょう?
人生には幾つかの岐路があり、人それぞれ、自分の価値観に鑑み方向を決めていると思います。
多分、決断した大部分については人生の終焉を迎えてみないと正解だったのか否かは分らないのでしょうが、自分の価値観に対する拘りは持ち続けたいですね。
本作品を読んで色々と考えさせられました。
実弟の乗り組んだ船の沈没に疑問を感じ、その謎を解明しようとし、国家権力に追われる身となります。
特攻艇震洋の基地跡に暮らし慰霊碑の墓守をする「花岡康四郎」、恋人「理恵」と共に闘う様子がテンポ良くスリリングに描かれており、途中で読むのを止められなくなります。
月並みな表現になりますが、状況設定・人物描写・物語の展開・心理描写どれをとっても傑作だと思います。
逃れるチャンスがあったにも関わらず、それを潔しとせずに立ち向かった「長尾知巳」が拘った人間の価値とは何だったのでしょう?
人生には幾つかの岐路があり、人それぞれ、自分の価値観に鑑み方向を決めていると思います。
多分、決断した大部分については人生の終焉を迎えてみないと正解だったのか否かは分らないのでしょうが、自分の価値観に対する拘りは持ち続けたいですね。
本作品を読んで色々と考えさせられました。
ツライ話は覚えているのに。 おすすめ度
一気に読んで,スッパリ忘れた。面白くて,ワクワクして,寝る間も惜しんで読んだのは覚えている。
なぜスッパリ忘れたか。まずストーリーに破綻がないこと。細かいことは私でなくてもすぐ忘れるので放っておくとして,大枠で納得のいく展開だった。そして全体的に楽観的であったこと。登場人物の会話に軽妙なやり取りがあり,スイスイ読めてトラウマにならない。
トラウマと言えば「飢えて狼」。ヒロインがキタナラシイ男にレイプされた場面が忘れられない。本作では,水面下でどんなことが起こっていようとも主人公は前向きで,ヒロインはたくましいのである。
スッパリ忘れたはずだったが・・・。
なぜスッパリ忘れたか。まずストーリーに破綻がないこと。細かいことは私でなくてもすぐ忘れるので放っておくとして,大枠で納得のいく展開だった。そして全体的に楽観的であったこと。登場人物の会話に軽妙なやり取りがあり,スイスイ読めてトラウマにならない。
トラウマと言えば「飢えて狼」。ヒロインがキタナラシイ男にレイプされた場面が忘れられない。本作では,水面下でどんなことが起こっていようとも主人公は前向きで,ヒロインはたくましいのである。
スッパリ忘れたはずだったが・・・。
一気に読みたい本 おすすめ度
主人公長尾は、自分の弟の乗った船の沈没の原因に不審を持ったことから、目に見えない集団に追われる。最初が鹿児島県 次に熊本、福岡、北九州 徳山と追われ、逃げる。その間に感じる緊張感が、読むのをやめられない。主人公と共に、体に力が入る。
確かな筆力で描く国家との闘い おすすめ度
沖合いで沈んだ船の謎を探るうちに、強大な権力を相手に回すことになった男の物語。時にスリリングに、時にユーモラスに話は進んでゆく。そしてすべてがカオスとなってなだれ込むクライマックスが圧巻。読み手の感情をも喚起させずにはおかない文体で描かれる最後の数十頁のために、この物語があると言っても過言ではない。
数年ぶり、ことによると十数年ぶりに新装版で読み返してみたが、読み手に与える衝撃力は不変であった。この本が絶版となった後、再び刊行されたことを喜びたい。しかし、社会不安を喧伝する国家に煽られて、誰もが国家を無条件に信頼しているように感じられる現在、主人公が内に持つ行動規範を理解できる人も少なくなっているだろう、とも思う。近代は遠くなりにけり。
ちなみに、新装版では最後の1文が著者自らの手によって改変されている。

