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■読者の評価
おすすめ度平均
警察組織の問題摘出と立てこもり事件の意外な展開に一気通読 おすすめ度
息子のヘロイン煙草喫煙が原因となり、大森署の署長に異動した竜崎が着任した直後に事件が起こる。高輪署管内で消費者金融への強盗事件が発生し、犯人逃走に対応し緊急配備が敷かれる。その犯人の一人が、大森署管内の小料理屋「磯菊」に立てこもる。
この事件解決を軸にメインストーリーは展開する。
犯人逮捕に臨むSITとSATの2つのグループ。現場の前線本部長になる竜崎と指揮本部長になる伊丹。この2人はキャリアの同期で、小学校の同期でもある。
一警察署組織内での警察人の価値観・組織観と、竜崎の原理原則主義との衝突。従来のやり方を変えていく竜崎の行動。警察組織間の縄張り意識の衝突。キャリアとノンキャリア間の人間関係。新聞報道の実態。作者の眼は、警察機構と新聞報道に潜む問題事象自体を伏流するテーマに据えているようだ。
立てこもり犯の「射殺」で事件が落着したかに見えた。しかし、大森署ベテラン刑事のちょっとした疑問とそれを重視した竜崎の指示から、事件は全く別の様相を表していく。まさに、逆転劇。竜崎と伊丹の絡みは前作に続きやはりおもしろい。
そのプロットの巧みさに引き込まれ、一気に読み終えた。
この事件解決を軸にメインストーリーは展開する。
犯人逮捕に臨むSITとSATの2つのグループ。現場の前線本部長になる竜崎と指揮本部長になる伊丹。この2人はキャリアの同期で、小学校の同期でもある。
一警察署組織内での警察人の価値観・組織観と、竜崎の原理原則主義との衝突。従来のやり方を変えていく竜崎の行動。警察組織間の縄張り意識の衝突。キャリアとノンキャリア間の人間関係。新聞報道の実態。作者の眼は、警察機構と新聞報道に潜む問題事象自体を伏流するテーマに据えているようだ。
立てこもり犯の「射殺」で事件が落着したかに見えた。しかし、大森署ベテラン刑事のちょっとした疑問とそれを重視した竜崎の指示から、事件は全く別の様相を表していく。まさに、逆転劇。竜崎と伊丹の絡みは前作に続きやはりおもしろい。
そのプロットの巧みさに引き込まれ、一気に読み終えた。
一段と面白い、まさに一気読み おすすめ度
一作目で主人公の竜崎や家族、同期の伊丹など主要登場人物のキャラが分かっている分、安心して読める。「隠蔽捜査」と本作「果断」は上下巻のつもりで読むと一層面白い。竜崎が自分の周囲を理解していく側面と周囲が彼を理解していく側面がバランスよく描かれており、中心となる事件の展開も無駄がなく一気に読める。
特に竜崎と家族の関係や伊丹とのやり取りから、相手側の魅力が増してくるのが絶妙だ。妻は勿論だが、本作では副署長が味があって良かった。読むのを楽しみにしていたが、期待以上の面白さに大満足の一冊である。
特に竜崎と家族の関係や伊丹とのやり取りから、相手側の魅力が増してくるのが絶妙だ。妻は勿論だが、本作では副署長が味があって良かった。読むのを楽しみにしていたが、期待以上の面白さに大満足の一冊である。
キャラクターが最高 おすすめ度
ミステリーしか本を読まない僕ですが、この作品はかなり楽しめました。前作の隠蔽捜査から読まれることをお勧めします。その方が、主人公のキャラクターが理解でき、そこでの出会いがこの「果断」にも関係していくからです。とにかく主人公のキャラクターが最高で、他の作品では警察キャリアの嫌な奴というサブキャラクターっぽい主人公が、その冷たい感じを極めていることで愛されるキャラになっています。警察小説はあまり読まないのですが、この作品はかなり異質で本当にあっという間に読み切れました。
出色の作品 おすすめ度
「隠蔽捜査」を文庫で読んで早速「果断」を購入しました。一気に読み上げてしました。前作と同様リズム感のある文章で読みやすい。久々に読後の爽快感を味わうことができました。今野さんのシリーズの中でも出色のできですね。軸のぶれない竜崎伸也の生き方に魅了されます。警察官僚に限らず日本を支えるエリートがかくあって欲しいと思います。私も警察官ではないのですが日々人命を預かり、決断を迫られる仕事をしています。明日からの仕事の励みになりました。竜崎に負けないように頑張りたいと思います。単行本を購入しましたが決して損のない優れた作品だと思います。今後のシリーズにも期待が持てます。
竜崎に惚れる おすすめ度
竜崎かっこいい!妻子がいても惚れ惚れしちゃいます。
「果断」そのタイトルにふさわしく、
警察の縦割り習慣を気にする部下、時には位が上でも
バッサバッサと斬っていくところが爽快です。
だけど奥さんが病気と知ると動揺を隠せずにいたり
ナウシカ見て感動するところも人間っぽくてグーです。
こんな警察ばかりだったらいいのになぁと
思わずにはいられない作品です。次回作もぜひ読みたいです。
今の警察に不満を抱いてる方、必見です。
「果断」そのタイトルにふさわしく、
警察の縦割り習慣を気にする部下、時には位が上でも
バッサバッサと斬っていくところが爽快です。
だけど奥さんが病気と知ると動揺を隠せずにいたり
ナウシカ見て感動するところも人間っぽくてグーです。
こんな警察ばかりだったらいいのになぁと
思わずにはいられない作品です。次回作もぜひ読みたいです。
今の警察に不満を抱いてる方、必見です。

