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■読者の評価
おすすめ度平均
悲劇から喜劇へ おすすめ度
語り手の「私」はどこまでも破廉恥だ
「私」は感じたこと、思ったことを容赦なく言葉にする
しかも、決してそのことに酔わない
「私」は徹底的に、淡々と恥を晒していく
その意味で、西村は典型的な私小説作家だ
西村文学の魅力はまさにこの点にある
今この時代に典型的な私小説を書くこと
現代日本に近代の私小説を甦らせること
西村は意図的にアナクロニズムを仕掛ける
西村が描くのはあくまで悲劇だ
しかし、それは悲劇ではありえない
なぜならそれは、反復された悲劇だからだ
「私」は感じたこと、思ったことを容赦なく言葉にする
しかも、決してそのことに酔わない
「私」は徹底的に、淡々と恥を晒していく
その意味で、西村は典型的な私小説作家だ
西村文学の魅力はまさにこの点にある
今この時代に典型的な私小説を書くこと
現代日本に近代の私小説を甦らせること
西村は意図的にアナクロニズムを仕掛ける
西村が描くのはあくまで悲劇だ
しかし、それは悲劇ではありえない
なぜならそれは、反復された悲劇だからだ
私小説 おすすめ度
作者の作品は前作「どうで死ぬ身の一踊り」を読んでいたが、何でここまで同じテーマで作品を書くのでしょうか。2編が収められているが、全て女と酒とお金と暴力と最後に藤澤清造。しかしながら作品のそこらじゅうに僕の心に突き刺さってくる言葉が散りばめられている。汚いんだけども、見てみたい、そんな感じの作品となっている。それは、作者自身が自身の生活や心情を余すことなく、作品へ反映させているからであろう。その作品とは正反対の清い姿を僕達は見つけることができるからこんなに心揺さぶられるのである。
「無頼」というのは魅力的な響きである。こんな世の中だから作者の作品は光輝くのである。
「無頼」というのは魅力的な響きである。こんな世の中だから作者の作品は光輝くのである。
とても面白い おすすめ度
とくに「けがれなき酒のへど」。前著「どうで死ぬ身の……」は、はじめに入っていた「一夜」が、面白いものの、淡々とした描写や説明の部分が少し入りにくかったので、本書はやや気構えして読んだのだが、すらすらっと読めて、あれっこの人、こんなに入りやすかったっけ? と意外に思いつつ一気に読了。よく「大正時代のような……」と形容される文体だが、独特のリズムが気持ちよく、語り手の思考の流れも時代錯誤なわけではなく、真剣に身につまされる人は多いと思う。なによりも自虐的なユーモアセンスが秀逸。
こいつは凄え・・・。 おすすめ度
氏の作品を読むのは初めてですが、いやはや何と評してよいのか?
抑え難いリビドー(笑)。フェミニズム的な視点、と言いますか、現代の常識感覚では「有り得ない」女性観。女性にモテたい、女性にいい格好をしたい・・・という意識はありながら現実は全て裏目。破天荒、というよりは不条理な行動・思考様式をもつ主人公(=著者?)。
360度、どこから読んでも型破りな小説なのですが、何故か深層心理というよりも明確な意識の下、主人公に共感を覚えてしまう自分に呆れてしまう・・・。どうしようもない主人公なんですが、「避けがたいどうしようもなさ」みたく思えてきてグイグイひきこまれました。
徹頭徹尾、露悪的であり、下卑ていて、「粗にして野だが卑でもある」という趣であり、読み手によっては最初の10ページで投げ出したくなるかもしれないような「強烈なオーラ」を持った書。何故か自分はこの「ワールド」にハマッてしまいました。万人にはオススメできませんがあくまで私的評価と言うことで。
抑え難いリビドー(笑)。フェミニズム的な視点、と言いますか、現代の常識感覚では「有り得ない」女性観。女性にモテたい、女性にいい格好をしたい・・・という意識はありながら現実は全て裏目。破天荒、というよりは不条理な行動・思考様式をもつ主人公(=著者?)。
360度、どこから読んでも型破りな小説なのですが、何故か深層心理というよりも明確な意識の下、主人公に共感を覚えてしまう自分に呆れてしまう・・・。どうしようもない主人公なんですが、「避けがたいどうしようもなさ」みたく思えてきてグイグイひきこまれました。
徹頭徹尾、露悪的であり、下卑ていて、「粗にして野だが卑でもある」という趣であり、読み手によっては最初の10ページで投げ出したくなるかもしれないような「強烈なオーラ」を持った書。何故か自分はこの「ワールド」にハマッてしまいました。万人にはオススメできませんがあくまで私的評価と言うことで。

