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■読者の評価
おすすめ度平均
安心して読めます おすすめ度
北原亜以子さんの小説は、中身が優しいと思う。この慶次郎縁側日記シリーズにしても、芯から悪い奴はでてこない。悪い奴イコール心の弱い奴で何か事情を持っているのだろうといった具合だ。慶次郎や養子の晃之介は何か事情のある人の話を聞いて、励ましたり、説教したり、推理を働かせてみたりする。
今回ももちろん心寒い話はありません。商売が軌道に乗って生活に余裕が出てきた夫婦に出来た心のすきまを描いた「三日の桜」。富籤に魅入られ身上をつぶした夫の妻に翻弄される吉次を描いた「敵」。心底惚れていた女房に心変わりされたうえ自害までされた男の復讐劇を描いた「夏過ぎて」。だめ亭主を持った出来すぎた妻の本音を書いた「一つ奥」。ほか3編です。
ただちょっと、飽きてきたかな。出来ればもう少し、慶次郎や晃之介が前面に出て欲しいなと思う。
今回ももちろん心寒い話はありません。商売が軌道に乗って生活に余裕が出てきた夫婦に出来た心のすきまを描いた「三日の桜」。富籤に魅入られ身上をつぶした夫の妻に翻弄される吉次を描いた「敵」。心底惚れていた女房に心変わりされたうえ自害までされた男の復讐劇を描いた「夏過ぎて」。だめ亭主を持った出来すぎた妻の本音を書いた「一つ奥」。ほか3編です。
ただちょっと、飽きてきたかな。出来ればもう少し、慶次郎や晃之介が前面に出て欲しいなと思う。

