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■読者の評価
おすすめ度平均
静かな文体に込められた『情熱』と、口に出せないからこそ激しい『さびしさ』 おすすめ度
『さびしい』という題名の作品も収められているが、
ここに登場してくる人物は皆それぞれさびしい。
この本に収められている十一の短編すべてが、
淡々とした文体で書かれている。
しかし、だからといって登場人物に情熱が無いわけではなく、
言葉に出来ない、押さえ込まれた熱情のようなものが伝わってくる。
それはまるで「さびしい」と言葉には出さなくても、
本当はやり切れない程にさびしいのであるということを
私たちに示しているかのようだ。
独自の世界観 おすすめ度
小池真理子氏はまさに短編の名手といえよう。
朽ちていくさま、堕ちていくさま、なんともいえない腐敗の匂いをぷんぷんさせながら、独自の世界に連れて行ってくれます。
年齢を重ねた人でなければ理解できないこの世界は、一度堕ちた人にはたまらないものです。
すでに他の単行本に掲載されているのもあって、ファンとしてはそれが残念ですが、小池真理子初心者の40代以上の女性にはお勧めの一冊です。
朽ちていくさま、堕ちていくさま、なんともいえない腐敗の匂いをぷんぷんさせながら、独自の世界に連れて行ってくれます。
年齢を重ねた人でなければ理解できないこの世界は、一度堕ちた人にはたまらないものです。
すでに他の単行本に掲載されているのもあって、ファンとしてはそれが残念ですが、小池真理子初心者の40代以上の女性にはお勧めの一冊です。

