|
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
■読者の評価
おすすめ度平均
よかったです。 おすすめ度
すごく魅力的で、美しく、引き込まれるような作品でした。私は長編を読もうと思っていた時、ついつい買ってしまった小説だったのに、読み終わった後はとてもながい物語を読んだ後のようにじんわりと感動していました。
ストーリーよりも、むしろ文章でほろりと泣けます。
それにしてもニシノユキヒコはひどい男で、不思議な男で、孤独な男ですね。
ストーリーよりも、むしろ文章でほろりと泣けます。
それにしてもニシノユキヒコはひどい男で、不思議な男で、孤独な男ですね。
フワフワとして澄んでいる世界 おすすめ度
ニシノユキヒコの人生が短編に分かれて書かれています。
自分は女性に本当に愛されないと思っているニシノ君、
女性にもてるニシノ君、彼は心に何を感じているのだろうか?
とても不思議な物語でした。
最後の短編を読み終わったとき気づくと涙がでている、そんな本。
自分は女性に本当に愛されないと思っているニシノ君、
女性にもてるニシノ君、彼は心に何を感じているのだろうか?
とても不思議な物語でした。
最後の短編を読み終わったとき気づくと涙がでている、そんな本。
終わらない冒険 おすすめ度
僕は姉とセックスしたかったのか、未だによくわからないんだ。
初めて抱いた淡い想いが愛だったのか確認することなく、その相手を失ってしまった。
彼はその答えを探すように数々の女性を渡り歩き、女はそんな彼の内側に決して触れることのできない絶望を感じ取って離れていく。
悲しく、切ないお話です。しかし、大いに共感できる。それは、私たちも同じように愛の存在を確かめ続け、そしてどこかで諦めているのだから。不確かなものを探し続ける、まさしく冒険ですね。
初めて抱いた淡い想いが愛だったのか確認することなく、その相手を失ってしまった。
彼はその答えを探すように数々の女性を渡り歩き、女はそんな彼の内側に決して触れることのできない絶望を感じ取って離れていく。
悲しく、切ないお話です。しかし、大いに共感できる。それは、私たちも同じように愛の存在を確かめ続け、そしてどこかで諦めているのだから。不確かなものを探し続ける、まさしく冒険ですね。
ニシノ君に会いたい おすすめ度
川上さんの小説は不思議系が多いということだそうですが・・・…確かに。でも、その不思議ワールドにひきこまれてしまいました。ページをめくる手が止まらない短編集です。
ニシノ君は、超モテモテ・プレイボーイです。仕事もできて、お顔もきれいで、しかも清潔でやさしい。でも、ふわりとしてつかみ所がなく、いつもうわの空…。こんな風に書くと、まるで「この世はニシノ君のもの!」って感じですが、最後の短編では、そんな彼の心の傷が明らかにされるサプライズもあります。
読後、何か考えさせられるー!って訳ではないけれど、恋ってかくもはかなく苦しい…と、ため息が出ちゃいそうな感じです。
ニシノ君みたいな人に出会ってみたかったな、そんな思いすら感じさせます。
ニシノ君は、超モテモテ・プレイボーイです。仕事もできて、お顔もきれいで、しかも清潔でやさしい。でも、ふわりとしてつかみ所がなく、いつもうわの空…。こんな風に書くと、まるで「この世はニシノ君のもの!」って感じですが、最後の短編では、そんな彼の心の傷が明らかにされるサプライズもあります。
読後、何か考えさせられるー!って訳ではないけれど、恋ってかくもはかなく苦しい…と、ため息が出ちゃいそうな感じです。
ニシノ君みたいな人に出会ってみたかったな、そんな思いすら感じさせます。
誰かを追い求めているところが おすすめ度
古典の光源氏とやはり同じだ、と私も思いました。
女性には向き合わず向き合えず、
その向こうにいそうな誰か一人を真っ直ぐ見つめている。
その気配を感じた女性はニシノくんに別れを告げてしまう。
(気配を感じたとしてもニシノくんと繋がっていたい、と
思える女性は実際もやはりいないのでしょうか、私の素朴な疑問。)
いつも誰かを追い求めずにはいられない。
そんなニシノくんの冒険は、宇宙が膨張し続けるのと同じ次元だったようです。

