きみはポラリス
作者 三浦 しをん
価格 1,680 円
出版社名 新潮社
出版年月 2007/05
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■読者の評価     おすすめ度平均

苦手という方もいますが       おすすめ度
私は好きです。短編集になっていまして、内容も多種多様。BLっぽいのは
正直読んだこともなくて、初めてそれらしいものを拝読しましたが、特に偏
見もなかったのでするりと物語に入っていけました。きわどい表現があるわ
けではなく、私としては笑ありホロリと切なさも漂ってきてよかったと思い
ます。個人的には「永遠に完成しない二通の手紙」と「春太の毎日」が好き
です。が!既に読んだ同じ新潮社から出ている「最後の恋」という8人の著
者が短編を載せている本にも「春太の毎日」が載っていたの残念。「きみは
ポラリス」はほかの短編が読みたくて買いましたけど・・・。


ただよう「しをん臭」が好きか嫌いか。       おすすめ度
こう、ドキドキとか、キューンとか、切なくなるとか、悲しくなるとか
そういうのは一切ないけど・・・夏休みの夕方のような、まったりぐったり感。
上手い事書くな・・・とは、思うけど、確かに、どの作品にも「しをん臭」漂ってます。


この「しをん臭」が、我慢ならない読者がいるんでしょう。
個人的には、最近、マンガのドラマティックさといったら、映画やテレビドラマの比じゃないけど
このひとからは、そのマンガの匂いがする気がします。
か、テレビドラマの匂い。

長年のなれあったカップルを書いても、女同士の友情を超えた友情を書いても
同性愛を書いても。

これは、読まないとわからないと思うなぁ。
レビューになってないけど。


個人的、スキなのは「ペーパークラフト」です。



他の作家では読めない短編集だ       おすすめ度
男から男への思慕、姉弟、罪を犯した男女など、いろんな恋愛話が読める。
必ずしもその関係が成就しているわけではないけれども、
いろんなタイプの話が読めて面白い。
個人的に好きなのは三浦しをんってこんな話も書くんだと思ってしまったほど
文芸の薫りたかい『骨片』。
最後のページに載っているそれぞれの話のお題を
見ないで推測してみるのも面白いかも。


短編集よりは…       おすすめ度
今まで書かれた短編をまとめた本でした。
三浦さんは、個人的に短編集よりも長編、一人称よりも三人称の方が好きです。

時々、はっとするような部分もありましたが、
全体的に人物のリアリティが乏しく、昼ドラの主人公を
つらつらと書き連ねているような印象がありました。
人の心は千差万別とはいえ、作り物めいて少々共感しづらかったです。


チョッと一息…       おすすめ度
静かでホット、ときどきガツン…って感じ。
どれも好きでしたが『骨片』はびっくり…
ありえないけどありえる感じがひたひたしてて
上手く言えないけれど、自分が中学生に戻って読書している感!?
そうかと思えば『君がしたこと』では主人公の母親世代として読んでいる現在の自分がいて…
アリエスの乙女たちを青春時代に読んだ世代の方にはおススメ♪
短編なので切り読みできるからGOODです♪