疾風ガール
作者 誉田 哲也
価格 1,470 円
出版社名 新潮社
出版年月 2005/09/29
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■読者の評価     おすすめ度平均

光があれば闇がある       おすすめ度
 輝いて駆け上がる才能・夏美。あまりに強い光は、周囲に闇も生む。夏美のロック成功物語かと思いきや、力及ばず朽ちていった若者たちの陰に比重を置いて描かれていた。本物は本物を知るというが、ある程度の実力を備えたロッカーたちは、確かに自分以上の才能を敏感に察知する。読んでいて、レベッカやブリリアント・グリーンなんかが脳裏をよぎった。
 夏美もいいが、でも薫もいいな。薫は、伝説のシンガーになる最後のカードを切ったともいえるんじゃないか。それに夏美、「Blowing over there」は、歌い続けなきゃだめだよ。一度きりなんて、ロックの神様が怒るよ。…なんて、作中人物にマジで語りかけたくなる熱い物語。


単なるバンドの話でなく・・・       おすすめ度
宮原祐司がバンドに見切りをつけて,今の芸能事務所に入社したのは27歳の時だった。事務所の路線は『ロリ顔・巨乳』しかし,たまたま目にしたバンドのギタリスト:夏美に釘付けになる・・・「この娘,いける!」

夏美の所属するバンドのボーカリストが自殺をめぐる事件を中心とした物語。確かに主人公の夏美は魅力的な娘でカリスマ性があるように描かれているのであるが,あまりにもその性格が破天荒すぎて,ちょっと辟易してしまう場面があったと感じる。また,ただのバンド,芸能界の話のサクセスストーリーと思い読むと傾向が違うと感じてしまう。ただし,作者のその他の作品と同様に一気に読ませるはなしであり,その後の夏美の話も想像するとワクワクする気持ちもあり楽しませてもらった。


ロックンガール!       おすすめ度
新しい作家さんみたいで、名前は知らなかったんだけど、本屋で立ち読みしたら止まらなくなって買いました。超面白かった!すっごく読みやすくて、最後まで飽きずにガンガン読んじゃいました。NANAとか好きな子も楽しめると思うし、バンドやってる男の子とかも好きそうな話。天才ギタリストの夏美のキャラがとにかくすごいカッコよくて、元気になれる話だった〜。ガールズロック萌え☆


絶対に女の子にオススメ! 元気がでるよ!       おすすめ度
中ノ森BANDの中ノ森文子が表紙カバー。別に中ノ森BANDのファンじゃないけれども、個人的には最近ベストの装幀だと思う。ストーリー的にも主人公・夏美のサッパリ、キッパリしたセリフに最初からひきこまれた。初めて読む人だけど、とにかく夏美がカッコいい。恋愛小説っていまいちノレないと思っていたので、すごく面白かった。恋愛ばっかりが人生じゃないってことね。何があっても突き進む夏美みたいに生きたいものです。エンディングもgood.相手役の祐司もちょっと情けない感じでいい。伊藤英明みたいなイメージで読んだ。ドラマ化されないかな……