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■読者の評価
おすすめ度平均
こういうところに天才がいるのだろうか おすすめ度
ミステリじゃありませんよ。念のため。純文学です。バリバリの純文学です。大変読みにくいですよ。どれが誰の台詞をしゃべっているか、大変にわかりづらい。もちろん、それは意図されているんです。全部いっしょくたにされている。
自我の揺らぎというか、全然関係ない事件に自分たちを重ね合わせている。まるで、すべての物事が決まりきっているかのように淡々と行動する登場人物。彼らの頭上には神がいるのだろう。どこか神性さえも感じられる世界観と彼らの行動。誰が何を殺して、誰が何に殺されたのだろうか? そんなことすらもすべて重ね、静謐な空気に閉じ込め、入り口を完璧に閉じてしまった。
何言ってるかわからない?
僕だってわかりませんよ、こんな話。
自我の揺らぎというか、全然関係ない事件に自分たちを重ね合わせている。まるで、すべての物事が決まりきっているかのように淡々と行動する登場人物。彼らの頭上には神がいるのだろう。どこか神性さえも感じられる世界観と彼らの行動。誰が何を殺して、誰が何に殺されたのだろうか? そんなことすらもすべて重ね、静謐な空気に閉じ込め、入り口を完璧に閉じてしまった。
何言ってるかわからない?
僕だってわかりませんよ、こんな話。
「結末」の匙加減がgreat!! おすすめ度
この本を一読した際に窺知しがたい何かを察し、もう一度読み直し、大驚失色してしまいました。
「結末」が下手だという指摘が多いですが、それは読み手が過度な期待を寄せているからではないでしょうか。(ある程度突き放されている?)聖俗の均衡を巧妙に操作し、既存のテクストに継接ぎ、修正していくような書き方は、非凡の才能なくしてなしえない。作者は明らかに「意図的」でしょう、これほど秀逸な結び方は屈指のものです。
ルネ・マグリットの「恋人たち」が装画につかわれているのは相応でしょう。作中、「白いカバーをかけられてなんだかわからない彫刻」という部分を始めとして、「男」「女」という表記、乃至作品全体から彷彿と感じられる空気、抽象性等に於いて。
鹿島田真希という作家は何処に行き着くのか、非常に興味深いです。
「結末」が下手だという指摘が多いですが、それは読み手が過度な期待を寄せているからではないでしょうか。(ある程度突き放されている?)聖俗の均衡を巧妙に操作し、既存のテクストに継接ぎ、修正していくような書き方は、非凡の才能なくしてなしえない。作者は明らかに「意図的」でしょう、これほど秀逸な結び方は屈指のものです。
ルネ・マグリットの「恋人たち」が装画につかわれているのは相応でしょう。作中、「白いカバーをかけられてなんだかわからない彫刻」という部分を始めとして、「男」「女」という表記、乃至作品全体から彷彿と感じられる空気、抽象性等に於いて。
鹿島田真希という作家は何処に行き着くのか、非常に興味深いです。
白バラねぇ おすすめ度
タイトルや装画に惹かれて手に取った方も、多いのでは?
装画はルネ・マグリットの「恋人たち」だとか。ナゼこの絵を表紙に持ってきたのかも不明。
装画はルネ・マグリットの「恋人たち」だとか。ナゼこの絵を表紙に持ってきたのかも不明。
【白バラ〜】と、言うわりに物語との大した関連性もなく、人物の名前が出てくるのはP・131以降(私が気づいたのが、ただそのページだっただけかもしれないけど、それくらい普通名詞ばかりだった)。サリーにアリー。かと思って読んでいくと、「私たちはより似ている名前で呼び合ったわ。アリア、リリア、ユリア、ダリア」と、なんだかよく分からない展開に、なってくる。
物語の初めの方は、読者を引き寄せる魅力を感じるが、後半はボロボロで後味の良い終わりではない。
夜みる夢のような おすすめ度
ご近所で起きた殺人事件と、それを語る家族のはなしが、次第に
混乱し渾然一体となりながら進む。
固有名詞が一切使われないなかで、事件が一体誰に起きたことなのか、
誰が起こしたものなのかわからなくなりつつも、だからこそ引き込ま
れるようにして一気読みした。デビッド・リンチの映画をみている
かんじに近い。
ただ、ちょっとラストが弱いかなー。
混乱し渾然一体となりながら進む。
固有名詞が一切使われないなかで、事件が一体誰に起きたことなのか、
誰が起こしたものなのかわからなくなりつつも、だからこそ引き込ま
れるようにして一気読みした。デビッド・リンチの映画をみている
かんじに近い。
ただ、ちょっとラストが弱いかなー。

