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■読者の評価
おすすめ度平均
読む甲斐あり おすすめ度
初鹿島田真希だが、相当の人と思った。論理を淡々と積み重ねていく雰囲気と独特の生硬な会話口調とがあいまってどこか演劇調というか、アラン・レネ風というか、といった雰囲気があるのだが、初期の島田雅彦を思わせるところもある。しかしあまりにも理屈だけなので説得力はないのだが、ともかくその論理が相当にしつこくそのしつこさというか「熱」のおかげで、全然だれない。説明しにくいが、そこらへんにあふれているような物語ではなく、わざわざ読む甲斐のある本と思った。
…… おすすめ度
135回芥川候補になったが、鹿島田さんと中原昌也は真っ先に落とされたとか、あんまり笑い話にもならない。ナンバーワン・コンストラクションはいままでの作品と比べて遥かにわかりやすい作品になってはいるが、それでもやっぱり落とされるか。
この会話も好きだし、宗教上の赦しというのにも好感が持てる。あっちこっちで褒められているラストのオチも悪くない。
が、延々議論が交わされるばかりの小説の運びはちょっと疑問。「六〇〇〇度の愛」や「白バラ四姉妹殺人事件」にあった、わけのわからないマキシマリズムがなくなっているのが残念。ま、これは好みの問題かもしれないけど。
この会話も好きだし、宗教上の赦しというのにも好感が持てる。あっちこっちで褒められているラストのオチも悪くない。
が、延々議論が交わされるばかりの小説の運びはちょっと疑問。「六〇〇〇度の愛」や「白バラ四姉妹殺人事件」にあった、わけのわからないマキシマリズムがなくなっているのが残念。ま、これは好みの問題かもしれないけど。
婦人! おすすめ度
翻訳調を意識した文体と、ラストの馬鹿馬鹿しさとの対比がすばらしい。
ただ惜しまれるのは、最後3ページで作品の「まとめ・解説」をしてしまったことか……。
ただ惜しまれるのは、最後3ページで作品の「まとめ・解説」をしてしまったことか……。

