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■読者の評価
おすすめ度平均
相変わらずテンポがよくておもしろい おすすめ度
君たちに明日はないの続編。相変わらずテンポがよくておもしろかった。リストラ請負という厳しい仕事だが、担当者にベストの選択をしてもらおうとあれこれ考える真介の姿勢に共感するところが多かった。特に表題作「借金取りの王子」が感動的だった。過去に非行の経験がある女性と結婚するために彼女に負けないよう一生懸命仕事をする彼と、彼のことが大好きなのに素直になれない彼女の行動が印象的だった。
短編リストラ小説の痛快続編 おすすめ度
「君達に明日はない」を読んだ読者なら、
是非読んで欲しい1冊。
同作家の長編作品と比較すれば物足りない
との評価レビューも多いが、本作品はあく
まで短編のエンターテイメント作品として
読むならば、面白いという評価に値する。
主人公とヒロインの関係も気になるところ
だが、そのあたりに触れた作品も登場する。
標題の作品はいわゆるゲストが主人公的な
内容となっているが、涙をさそう素晴らし
い作品となっている。
各作品で多様な職種の多様な人生を垣間見
れるという点で評価した。
性描写については、一話完結の見地から見
れば、1つのエッセンスとして書かれてい
るような気もするので、それにより、リア
リティーが増すのであれば、取り立てて多
くのレビューが指摘しているように不必要
と大騒ぎする程の内容とも思えない。
次回作以降の内容で、本作品の真の評価が
問われると思われる。
是非読んで欲しい1冊。
同作家の長編作品と比較すれば物足りない
との評価レビューも多いが、本作品はあく
まで短編のエンターテイメント作品として
読むならば、面白いという評価に値する。
主人公とヒロインの関係も気になるところ
だが、そのあたりに触れた作品も登場する。
標題の作品はいわゆるゲストが主人公的な
内容となっているが、涙をさそう素晴らし
い作品となっている。
各作品で多様な職種の多様な人生を垣間見
れるという点で評価した。
性描写については、一話完結の見地から見
れば、1つのエッセンスとして書かれてい
るような気もするので、それにより、リア
リティーが増すのであれば、取り立てて多
くのレビューが指摘しているように不必要
と大騒ぎする程の内容とも思えない。
次回作以降の内容で、本作品の真の評価が
問われると思われる。
笑わせ、泣かせる、良質のエンターテインメント おすすめ度
主人公の仕事は「クビ切り請負人」。
よく考えたら「明るく楽しく描く」ことが、えらく難しい設定である。
漫然と書いたら陰惨になってしまうに決まっている仕事なのだから。
前作もそうだったが、第1話に工夫がある。
「こいつはクビになって当然だよなぁ」と誰しも思うような相手を持ってきている。
だから主人公がそやつを「追い込む」ときに、我々読者は爽快感すら感じてしまうのだ。
実に達者である。
だが達者なだけではない。
本書第1話「二億の女」では、その「どうしようもない人物」がかつて女性部下をかばってくれた
思い出が語られる。人物の造形が深まり、そう回想する女性部下の人柄がさらに浮き彫りになる。
さすがは山本周五郎賞作家、現代の世知辛いサラリーマン社会の「人情」を描いて余すところがない。
笑って、泣いて、とても楽しめる小説である。
よく考えたら「明るく楽しく描く」ことが、えらく難しい設定である。
漫然と書いたら陰惨になってしまうに決まっている仕事なのだから。
前作もそうだったが、第1話に工夫がある。
「こいつはクビになって当然だよなぁ」と誰しも思うような相手を持ってきている。
だから主人公がそやつを「追い込む」ときに、我々読者は爽快感すら感じてしまうのだ。
実に達者である。
だが達者なだけではない。
本書第1話「二億の女」では、その「どうしようもない人物」がかつて女性部下をかばってくれた
思い出が語られる。人物の造形が深まり、そう回想する女性部下の人柄がさらに浮き彫りになる。
さすがは山本周五郎賞作家、現代の世知辛いサラリーマン社会の「人情」を描いて余すところがない。
笑って、泣いて、とても楽しめる小説である。
ロクデナシ、素晴らしい! おすすめ度
前作に続きさらに充実度アップ。
短編連作のため、ゲストキャラの魅力によって、大きく内容が変化するが面白さは常にハイレベルを維持。
出てくる人物それぞれの背景から入って、本人の目から見た現実と、人生の悲喜こもごもが丁寧に描かれており「クビきり」=リストラ現場のイヤラシサがなくさわやかな希望の持てる作品に仕上がっている。章単位で目線が切り替わるテンポの良さは非常に巧みだ。
これだけ夢や希望や愛に関わる内容でありながら、全くクサさを感じさせないところに作者のロクデナシなところが出ていると思う。表題作「借金取りの王子」は油断してしまい、ちょっと目頭が熱くなってしまった。普段の私はこんなことで感動させられるはずがないのに。筆者の巧さか、それとも・・・。
前作よりも更におすすめ。
短編連作のため、ゲストキャラの魅力によって、大きく内容が変化するが面白さは常にハイレベルを維持。
出てくる人物それぞれの背景から入って、本人の目から見た現実と、人生の悲喜こもごもが丁寧に描かれており「クビきり」=リストラ現場のイヤラシサがなくさわやかな希望の持てる作品に仕上がっている。章単位で目線が切り替わるテンポの良さは非常に巧みだ。
これだけ夢や希望や愛に関わる内容でありながら、全くクサさを感じさせないところに作者のロクデナシなところが出ていると思う。表題作「借金取りの王子」は油断してしまい、ちょっと目頭が熱くなってしまった。普段の私はこんなことで感動させられるはずがないのに。筆者の巧さか、それとも・・・。
前作よりも更におすすめ。
垣根版サザエさんかなぁ。。 おすすめ度
この人の作品好きです。かなりくどいSEX描写はさておき、通勤電車でも十分に読める内容で、読後感がすっきりしてます。但し、本作と前作は、彼の作品の中では、若干異色な内容かもしれません。けれど、これがなかなか味わい深い小話集となっておりまして、往年の星新一のショートショートの趣があるかもしれない。しかしそれ以上に日曜日の夕方に放映されている長寿番組に近い雰囲気で、笑えることもなく、泣けることもなく、淡々と文字を追いかけているとなんとなく、すっきりした読後感に至るという、実に良い作品だと思います。

