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■読者の評価
おすすめ度平均
足跡を辿る旅。 おすすめ度
何世紀になろうと変わらない、生の営み。どこか漂う諧謔。そして自嘲。
振り返ってみれば、そのときどきを必死で生きていただけなのに。
そんな「誰かの普通の生活」にこころ惹かれるのは、
普遍的な悩みや家族の問題が書いてあるからなのか。
スコットランドからカナダへと移住した祖先の足跡を残された断片から掘り起こして行くマンローの旅は、
そのまま読者をも18〜19世紀初頭へと連れて行く。現在まで流れる血脈を遡る。
ときには残酷とさえ言える深い洞察力で、祖先を、そして自身のことも客観的に語って行く。
アリステア・マクラウドの『灰色の輝ける贈り物』をはじめとする作品群や、
デイヴィッド・ベズモーズギスの『ナターシャ』などを思い出した。
いずれも新潮クレスト・ブックスのシリーズなので、興味のあるかたは是非手に取られたし。
この本の原題は"The View from Castle Rock"。
しかし、著者の青い性の目覚めを描いた『林檎の木の下で』を表題作とし、
それにぴったりのイラストを施した装幀は美。
なんの予備知識がなくとも読みたくなること請け合い。
振り返ってみれば、そのときどきを必死で生きていただけなのに。
そんな「誰かの普通の生活」にこころ惹かれるのは、
普遍的な悩みや家族の問題が書いてあるからなのか。
スコットランドからカナダへと移住した祖先の足跡を残された断片から掘り起こして行くマンローの旅は、
そのまま読者をも18〜19世紀初頭へと連れて行く。現在まで流れる血脈を遡る。
ときには残酷とさえ言える深い洞察力で、祖先を、そして自身のことも客観的に語って行く。
アリステア・マクラウドの『灰色の輝ける贈り物』をはじめとする作品群や、
デイヴィッド・ベズモーズギスの『ナターシャ』などを思い出した。
いずれも新潮クレスト・ブックスのシリーズなので、興味のあるかたは是非手に取られたし。
この本の原題は"The View from Castle Rock"。
しかし、著者の青い性の目覚めを描いた『林檎の木の下で』を表題作とし、
それにぴったりのイラストを施した装幀は美。
なんの予備知識がなくとも読みたくなること請け合い。

