REVERSE リバース
作者 石田 衣良
価格 1,575 円
出版社名 中央公論新社
出版年月 2007/08
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■読者の評価     おすすめ度平均

ネットを介した恋愛。       おすすめ度
…だけじゃなく
お互いに性を偽った2人が恋に落ちるというのが見所ではないでしょうか。

読みやすいので著者の作風が好きな方には
お勧めです。

登場人物は仕事に追いかけられている
れっきとした大人たち。

あったこともない相手に
どう心を通わせていくかは
とても印象的な流れだと思いました。


石田氏が売れる理由がよくわかる作品       おすすめ度
ネットオカマとオナベの擬似恋愛の話。
石田氏はよく時流を勉強しているなと思う。
ほんとのところの実態はわからないけど読者(=素人)が
思い浮かべるそれってこんな感じだと思う。
読者のレベルにあわせられるってことだよね。

そしてキャラが立っている。
両主人公をはじめ全てが、「ああいそう」、
というキャラクター。
人物の描き方がやはり上手いと思う。
特に主人公♂を好きになる会社の同僚の子とか。
感情移入がしやすい。

ちょっと?なのは主人公♂のもてすぎ姿。
同時期に二人って何よ?ちょい無理あり。
あと業界のWebデザイナとプログラマとを混同している感あるし。
そうなんだけど、読者レベルってことではいいんだろうな。
月9ドラマ見ているような、さらっと読める作品。時流を勉強しているなと思う。


魂の双子を探して       おすすめ度
一気に読みました。

互いに性を偽ってメール交換を続け、惹かれあっていく二人。

現実世界では言えない事も、ネットの上ではスラスラと語ることが出来てしまうとまどい。
偽っているだけに、直接話すことも会うことも出来ないもどかしさ。

偽りがばれてしまう場面は、自分のことのようにハラハラしてしまうほどのスピード感。

お互いを思いやるという事とは・・・
自分をわかってもらうためには・・・
そして、人を好きになると言うこととは・・・

全ての場面が洗練されすぎていて悔しいから、星4つです。



女が男で、男が女で       おすすめ度
女が男で、男が女。あべこべになったメル友騒動は29才を主人公にしたことで、爽やかだけど白々しくない一冊に仕上った。
お互いが本音を言える相手なのは、職場ではもう新人としう立場では無くなったのと、なかなか心を許せる異性との出会いもないくらい仕事に縛られているからでもある。日々の愚痴を理解出来る人として、お互いが大切に思った時どうしても相手に会いたくなる。主人公2人に魅力的な仲間も加わり、男は男らしく、女は女らしくといったボーダーラインも自由にさせた、軽やかでかつ爽やかに仕上げたのは石田衣良お特異の作風といえる。
個人的には、この石田氏のお洒落さんってパターンがマンネリ化してて、デニムとスリムジャケットで着こなしを愉しむ遊び心が感じられない。お洒落がそれ程興味ないのにお洒落さんを登場させるのは、石田氏そろそろお止めになった方が宜しいのでは?


使い古されたネタながら       おすすめ度
ネット上での人格入れ替え(男→女、女→男)を使ったテーマながら、
読み薦めていく上でやはりいこれkんでしまうのは、著者の力量に拠るものだろうか。

最初は気軽に悪気もなく人格を入れ替えてそれぞれの気の合う相手とのコミュニケーションをとっている。

しかしながら、気の合うからこそ、ネットだからこそいえる事。
本音の相談を持ちかけながら、ずいずいと惹かれていく。

惹かれあえば惹かれあうほど、
リアルな世界が重くのしかかる。

真実が伝わった後の二人の行方が見所です。