富士日記〈中〉 (中公文庫)
作者 武田 百合子
価格 980 円
出版社名 中央公論社
出版年月 1997/05
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■読者の評価     おすすめ度平均

近所に住んでいるかのよう       おすすめ度
上巻ではなんとなく硬く業務的だった感じも、この中巻では富士の生活に大分馴染んでいた様子でのびのびとした感じが窺え、読んでいる自分もこの日記に馴染んでいくというか益々武田百合子さん及び富士山麓で生活する人々に親近感が湧き、近くに住んでいるような気にさえなってきます。
取り留めない本ですが、いつの間にか手放せない本になっています。


普遍亭日常       おすすめ度
 日記を最高に楽しめる読者は書いた本人だとずっと思っていました。つまり、日記とは、未来の自分に当てた手紙なのだと。

 しかし、この富士日記は、日記も普遍性をもつんだ、と私に気づかせてくれました。通勤や就寝前に数ページ、読み進むのがふさわしい本です。

 どうでもいいことですが、表紙裏の筆者の写真はかっこいいです。昔の女性は、タバコを吸う姿がサマになりますよね。