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■読者の評価
おすすめ度平均
現代的な感覚 おすすめ度
現代的な感覚がかなり加味されていると思いました。長いけれども、一気に最後まで読めてしまいます。大河ドラマになるのも、うなずける気がしました。いい男の直江は誰がやるんでしょうか。(とはいえ、本の読者層としては、男性向けか。)
起承転結のあるストーリーと人物のドラマチックさ。それと、経済解説も面白かった。
歴史小説が苦手な人でも、入りやすいのではないでしょうか。細かい歴史は知らなくても、普通の小説としても読めるタイプの本だと思いました。火坂さんの本のなかで、いちばん面白かった。
起承転結のあるストーリーと人物のドラマチックさ。それと、経済解説も面白かった。
歴史小説が苦手な人でも、入りやすいのではないでしょうか。細かい歴史は知らなくても、普通の小説としても読めるタイプの本だと思いました。火坂さんの本のなかで、いちばん面白かった。
上下巻とも読破して おすすめ度
「天地人」は新聞連載中も興味深く読んでいたが、改めて単行本を読んで感激しました。
作者の筆がスムーズであることもあるが、直江兼続を何としてでも書きたいという作者の意欲がビンビン伝わり、その心意気に一気呵成に読み上げてしまったというのが実情です。その中核は「義」とは何かです。
今、日本人が失いつつある義というものを、謙信をして「人が人であるための心得だ、義なく
ば人はただ欲にまみれ野の禽獣と変わらなくなるだろう」と言わしめ、それを兼続に引き継がせています。
この一点をとってもここ数年に無かった出色の素晴らしい歴史小説です。作者が兼続に託したこのメッセージをしっかり受け止めたいと思います。
ぜひ多くの人に読んでもらいたい本だと考えています。
作者の筆がスムーズであることもあるが、直江兼続を何としてでも書きたいという作者の意欲がビンビン伝わり、その心意気に一気呵成に読み上げてしまったというのが実情です。その中核は「義」とは何かです。
今、日本人が失いつつある義というものを、謙信をして「人が人であるための心得だ、義なく
ば人はただ欲にまみれ野の禽獣と変わらなくなるだろう」と言わしめ、それを兼続に引き継がせています。
この一点をとってもここ数年に無かった出色の素晴らしい歴史小説です。作者が兼続に託したこのメッセージをしっかり受け止めたいと思います。
ぜひ多くの人に読んでもらいたい本だと考えています。
心情の変化を詳しく知りたかった おすすめ度
義の人として有名な直江兼続。
本作品では、彼の行動原理として義に沿っているか否かが重要視されています。
ただ、再び天下騒乱を招くことによる民の苦難を避けるために、関ヶ原に向う徳川家康の背後を襲うことをやめる決断をした上杉家。直後の最上進行によって自ら騒乱を招くという一見矛盾とも取れる行動。
実際、徳川方が勝つという史実を知っている我々とは違い、当時は豊臣方と実力伯仲、どっちに転ぶかわからない状況だったと思います。
そのような中、この上杉家の行動は、天下国家のことはさて置き、混乱に乗じて自領を拡大する方針を選択したとも言えます。およそ義に沿っているとは言えません。
例えば、このような選択に至るまでの兼続の心情の変化、成長、悔恨、鬱屈など生々しく伝えて欲しかったと思いました。簡単に言えば、読者をもうちょっと兼続に感情移入させて欲しかった。
今度、そういった違う視点の小説も読んでみたいと思いました。
本作品では、彼の行動原理として義に沿っているか否かが重要視されています。
ただ、再び天下騒乱を招くことによる民の苦難を避けるために、関ヶ原に向う徳川家康の背後を襲うことをやめる決断をした上杉家。直後の最上進行によって自ら騒乱を招くという一見矛盾とも取れる行動。
実際、徳川方が勝つという史実を知っている我々とは違い、当時は豊臣方と実力伯仲、どっちに転ぶかわからない状況だったと思います。
そのような中、この上杉家の行動は、天下国家のことはさて置き、混乱に乗じて自領を拡大する方針を選択したとも言えます。およそ義に沿っているとは言えません。
例えば、このような選択に至るまでの兼続の心情の変化、成長、悔恨、鬱屈など生々しく伝えて欲しかったと思いました。簡単に言えば、読者をもうちょっと兼続に感情移入させて欲しかった。
今度、そういった違う視点の小説も読んでみたいと思いました。
駄。 おすすめ度
上巻の最初の一文を読んだ時から納得いかない内容だと思った。全体的に『直江兼続』の話というよりも、作者の個人的な見解に基づく内容である。小説であるとはいっても、あまりに史実を無視したものであると感じた。作者は本当に史実を学んでから執筆したのか、疑問である。
兼続(というか作者の分身)を引き立たせるために、他の登場人物を卑下し過ぎているのが大変不快であった。景虎や景勝までも悪者にする必要など全くないのではないか。御館の乱が史実と全く違う経緯で引き起こっており、とても不本意な書かれ方だと感じる。それから私には、川中島合戦を否定することなどできない。この作品は、兼続はもちろん、景虎、景勝、そして謙信を愚弄しているのではないか。上杉家が好きな方、興味がある方(特に景虎)は、読まないことをおすすめする。
兼続の名のもと、「義」に見せかけた「利」を追求するのはやめていただきたいと思う。
兼続(というか作者の分身)を引き立たせるために、他の登場人物を卑下し過ぎているのが大変不快であった。景虎や景勝までも悪者にする必要など全くないのではないか。御館の乱が史実と全く違う経緯で引き起こっており、とても不本意な書かれ方だと感じる。それから私には、川中島合戦を否定することなどできない。この作品は、兼続はもちろん、景虎、景勝、そして謙信を愚弄しているのではないか。上杉家が好きな方、興味がある方(特に景虎)は、読まないことをおすすめする。
兼続の名のもと、「義」に見せかけた「利」を追求するのはやめていただきたいと思う。
2009年大河ドラマの原作! おすすめ度
来年の大河ドラマの原作本です。
主役に妻夫木君が決まりました。愛の兜を被った彼がどんな演技をするのか今から楽しみです。本を読むと、妻のお船の方や師の上杉謙信、弟子の真田幸村などがどんな配役になるのか興味がわきます。
あまり知られていない武将なので、事前に物語を知るには必携の書です。
主役に妻夫木君が決まりました。愛の兜を被った彼がどんな演技をするのか今から楽しみです。本を読むと、妻のお船の方や師の上杉謙信、弟子の真田幸村などがどんな配役になるのか興味がわきます。
あまり知られていない武将なので、事前に物語を知るには必携の書です。

