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■読者の評価
おすすめ度平均
ハードSF作家がスペースオペラを書くと・・・ おすすめ度
神林長平は日本SF界きっての、思弁的SFの大家である。その彼が、宇宙警察VS宇宙海賊というスペースオペラの定石を用いて描いたどたばた劇。だがその背景にはハードSFの要素もしっかり含んでおり、読み応えはいい。
この作品は他の「敵は海賊」シリーズに比べると、飛び抜けてユーモアの度合いが強いので、たとえSFが苦手な人でも十分に楽しんで読める。宇宙警察のアプロとラテル、宇宙船ラジェンドラの漫才寸前の会話、海賊ヨウメイのかっこよさ、復活した古代球技「ベースボール」の試合・・・等。
本筋も誰もが猫になってしまうというCATシステムを追うなど、遊び心が満載の楽しい作品。
表紙、挿絵は天野喜孝
